色づいた山のなかを進んでいきます。
これもヤマモミジのようです。モミジの判別のハンドブックを持っているのですが、この活躍する時期になってどこかにしまいこんでしまいました。
山の草とか花とか虫とか-ヤマモミジ

コシアブラは色が薄くなっていって淡い黄緑という感じの色合いになりました。
山の草とか花とか虫とか-コシアブラ

ヒメコマツにブナにイタヤカエデ、もうちょっとちいさくなってヤマモミジやヤマウルシ。ツツジの仲間も赤くなったりしますね。
山の草とか花とか虫とか-赤い尾根

ミズナラも赤くなっていました。
山の草とか花とか虫とか-ミズナラ

上空を雲が行き来し、山に雲の影が落ちたり、陽が射したり。
上倉山方向です。
山の草とか花とか虫とか-上倉山方向

う~ん。まだ遠い。
山の草とか花とか虫とか-頭殿山

途中で、地元のかたが山仕事しているようなところに出合い、この先の様子をお聞きしたら、林道は途中から人が入らずにヤブになっているとのこと。ふうむ。
そしてまだ距離はだいぶありそうです。
今回は、この山に行こう、というので出発したのでないものだから、地図は持っているもののそもそも計画がありません。まさに散歩、ね。

この林道の東側はスギの植林のところも目立ちました。
山の草とか花とか虫とか-足元の紅葉

だんだん近くなって・・・いるのかな?
山の草とか花とか虫とか-頭殿山だんだん近く

歩きながらヤマブドウをちょっとつまみぐい。
基本的には強烈にすっぱいのですが、黒くなるほど熟したものは少し甘みがあります。
いくつか食べていると胸のあたりが温かくなる感じがします。
山の草とか花とか虫とか-ヤマブドウ

赤いなあ~。これは赤いな。
山の草とか花とか虫とか-赤い

なるほど、ここからがヤブなのですね。すこし踏み跡があります。地形図でいうと、1064ピークの南のあたり。
山の草とか花とか虫とか-ヤブへ
林道の地形は消えていないし、ヤブのなかを進むのを厭うようなメンバーでもないので、進んでみることにしました。
昨夜の山岳会の集まりで、小屋番さんと先輩とで明日に散歩に行こうということになりました。
どこかに登りにというのでなく散策という感じ。

朝日鉱泉付近をうろうろしてみようということになり、朝7時に集合。
朝日鉱泉へ向かいます。

名物のコンビニならぬコンピニに立ち寄りました。
ここにはシャッターにいろんな標語のようなものが書いてあります。
ずっと貼られっぱなし?と思っていたのですが、実は時折きちんと貼りかえられているようです。
右上の
「かねが人生のすべてではないが 有れば便利 無いと不便です 便利なほうがいいなあ」
う~ん。これほどに素直な書き方もなかなかあるまいと思いました。お金に対してはそのくらいのスタンスが良いですね。悟りは中庸にあり、というやつでしょうか。
山の草とか花とか虫とか-こんぴにの書いてあるもの

鉱泉へ向かう途中。
小屋番さんは、このあたりに精通しているので、昔ここにこういうところがあった、とか、そういったことを聞きながらのんびり進みます。
木川ダムというのがあって、そこではもう紅葉がはじまっていました。
山の草とか花とか虫とか-木川ダム

水面は静かで、上空には朝もやが上っていったような雲があり、水面は静かな雰囲気でした。
どこからが水面で、どこからが森なのだかわからない感じです。
山の草とか花とか虫とか-木川ダムの水面

沢を渡る橋から沢を見下ろしてみたり。
山の草とか花とか虫とか-沢を上から

朝日鉱泉付近についてから、「うん、では愛染峠から頭殿山へ向かってみよう」ってことになりました。
朝日鉱泉から愛染峠へはクルマで進みました。
途中でまわりの紅葉が気になって写真と撮ったりしながら。
山の草とか花とか虫とか-紅葉 朝日鉱泉上部

山の上のほうはガスのなかです。
むこうにちょこんと飛び出ているのは御影森山?
山の草とか花とか虫とか-御影森山かな

山の斜面には、こちらではヒメコマツがずいぶん目立ちました。
晴れではあるのですが、上空を雲が行き来します。
山の草とか花とか虫とか-ヒメコマツ

愛染峠にはちょっと広めの駐車場があって、その近くに小屋と祠があります。
愛染(あいぜん)、愛染明王を思い浮かべました。
あとは、雪の硬い斜面を登るのに登山靴につけるものがあいぜん。ですね。
山の草とか花とか虫とか-愛染峠の小屋

頭殿山へ向かってみます。
こちらから昔行ったことがある。というので現在の状況はあまりわからないようです。
とにかく歩いてみました。
出発は9時30分ごろ。進んですぐに黒鴨というところから続く林道の一部が見えました。
山の草とか花とか虫とか-黒鴨林道

植物などを観察しながら進みます。
もうすっかり紅葉に包まれた林道。
山の草とか花とか虫とか-紅葉の道

まわりの山々はもうすっかり赤に黄色、オレンジ色になっていました。
山の草とか花とか虫とか-オレンジ色の山

光が当たっていればもうちょっとはっきり色合いが伝わるのでしょうか。
すごく赤いのでしたが、なかなか写真には上手いこと撮れません。
山の草とか花とか虫とか-ハウチワカエデ

ヤマウルシはもう真っ赤。いえ、オレンジ色。
山の草とか花とか虫とか-ヤマウルシと道

いろんな草や木についておしゃべりしながら進みます。
今朝目を覚ましてみると部屋に朝陽が射しこんでいて気持ちのよい目覚めになりました。
でも太陽はすぐに隠れちゃった。
庭からの風景。
近くの山肌からはもやがあがっています。
山の草とか花とか虫とか-朝

いつもよりも少し早めに仕事に出かけたのは、今日はなんだか大朝日岳の雪が遠くから見られそうだったからです。でも、西の空は結局雲に覆われていました。

昼は空気中の水蒸気が多いようで遠くがかすんでいました。
お昼休みの時間に用事のためすこし外出し、ついでに月山を撮ってみました。
月山、見えます?
山の草とか花とか虫とか-月山遠望

ほら、山のうえのほうが白くなっているのが見えました。
山の草とか花とか虫とか-月山遠望2

ほらほら。
山の草とか花とか虫とか-月山の雪
月山はなんとか見えたのですが、朝日連峰のほうはぜんぜん見えませんでした。
ぼくが仕事中に晴れ間が続いていたようですから時間帯によっては見られたのかもしれません。

月山を眺めたあと、クルマで移動しているとねこがいました。
まるい頭、太くてしっかりしたしっぽと足。男の子のようですね。
山の草とか花とか虫とか-ねこ

振り向きました。年のころは2歳かそこらという感じにみえました。
少年から青年に変わっていくそんな時期でしょうか。
山の草とか花とか虫とか-ねこ振り向く
秋の陽射しのある道をとてとてと歩いていました。ひなたぼっこの帰りかもしれません。

草むらでは虫たちもひなたぼっこの時期になっていました。
これはベニシジミのようです。とまっているのはツキミソウの仲間の実。
山の草とか花とか虫とか-ベニシジミ

足元をちらちらいそがしそうなのはヤマトシジミのようでした。
街のなかでもよく見かけるちいさなチョウで、ちいさいのと地面すれすれを飛ぶためにたくさんいるのに意外に目につかなかったりするチョウです。
山の草とか花とか虫とか-ルリシジミ

ちらちら飛んでいるのでは、ルリシジミと見分けが付かずにいましたが、ずいぶん小さめなのと翅の裏の模様からヤマトシジミだろうと思いました。
こうやってとまっていると、ほかのチョウが通りかかったりした際に、ひらひらくるくると踊ったりします。まだ繁殖期なのでしょうか。
山の草とか花とか虫とか-ルリシジミ
ヤマトシジミの場合は、カタバミを食べるのでカタバミの多い畑や街のなかの道端でもよく見かけます。ところが恥ずかしながらヤマトシジミの幼虫はまだ見たことがありません。
カタバミの葉をめくって探したこともありますが、これほど成虫がどこにでもいるのに幼虫を見つけられないのは不思議なことです。見つけるのになにかコツがあるのかもしれません。

フタモンアシナガバチもひなたぼっこをしていて、これは触覚と顔のいろからオスのようでした。
山の草とか花とか虫とか-フタモンアシナガ
今日は、まだどの虫たちも割合に翅もしっかりしていたのですが、これがもっと冬が近くなると翅はぼろぼろになってきて、眺めていても切ない気持ちになったりします。

夕方の空。このところ、何日も続けて太陽を見られない日が続いたのですが、久々に夕焼けを見た気分。
山の草とか花とか虫とか-夕焼け

今日は夜には山岳会での、小屋番さんと登山道整備のごくろうさま会がありました。
山のはなし、無線のはなし、はなしは尽きません。
明日も晴れそうで、うむ、どこに行ったらよいかなあ。そんなことを考えている時間は楽しいですね。