秋の天候は周期的に毎日移ろっていきますね。
また、低く垂れ込めるような灰色の雲のかかる日や天気雨の日がだんだんと増えてきました。
ぼくの住むところでは、11月はたいへんに虹が多いのです。今日は朝夕2度、立派な虹を見ました。虹の出ている際はたいてい天気雨です。
曇り空

10日ほど前の紅葉の様子です。山から里へ紅葉がやってきました。
里の紅葉

コナラのオレンジを中心に赤や黄色、ところどころに緑色なのはアカマツ。
たくさんの毛糸玉を箱に詰め込んだような色合いです。
毛糸玉みたい

例えばこれはクリの葉っぱ。
ひとつの枝の葉にも、まだ緑がかったところ、黄色、にオレンジに茶色、といろんな色が混じっております。
クリの葉っぱ

この日、うちの近くのもともとは学校であった建物に、お風呂用の薪ボイラーを買い、試験のため燃してみるというのを聞いて見学にいきました。
薪は、いつだったかにチェンソの勉強のため参加した研修会を主催していた方が準備してくれたそうです。樹種はスギでした。
従来、スギは薪に向かないと(薪ストーブには)言われておったそうですが、実際に燃してデータをとってみると、今の薪ストーブは性能がよろしいらしく充分に使えるそうです。スギを薪にするなら、間伐材のなかでも使えない部分や、雪で折れてしまったものなど山に転がしてあるままの量はかなりのものでしょう。使えるものを捨てておいて、石油を買うのはもったいないということでした。こうして少しでも使ってスギの山の手入れにもなれば、山菜ももうちょっと多く採れることになるでしょう。けものたちも住みよくなりますね。
薪

建物の裏山も紅葉が素晴らしゅうございました。
この山の林床にも薪に使えそうな折れた枝などがたくさんありそうです。
かつてはそういった枝も拾って使ったので、林床もすっきりしていて、いろんな草もたくさん生えていたんだという方もあります。
コナラの林

さて、ボイラのあるところへ行ってみると、水道屋さんが薪を入れてこれから着火するところでした。
薪ボイラー

着いた着いた。
着火

燃えてきました。
燃えている周りの銀色の部分の中は水槽になっていて、その中で燃すことで効率よく熱を回収するのだそうです。その水槽の中に熱交換のパイプが入っていて循環し、それを貯めてお風呂に回すんだそうです。
燃焼中

写真ではあっという間ですが、火の燃えるのを時折眺めながら、山のおはなしなどをしつつ待ちました。本体の水槽の温度がだんだんと上がっていきます。
だんだんと温度が上がる

その中を循環する水の、入ってくる温度(手前のゲージ)と、本体から出てきた温度(奥のゲージ)です。70℃ほどのお湯のなかの熱交換器を通ると、40℃ほどから、60℃くらいへ温度が上がっています。
熱交換

外の大きなタンクの温度が頃合になり、お風呂で出してみるというので見に行きました。
パイプを通って温度がやや下がるようですが、ふむふむ、47℃。これならお風呂に入られます。
お湯の温度

この建物は、うちの近くは山や川の遊び場が多いものですから、そういった野遊びの拠点にしましょうというので改装しているものでした。(泊まりの方用のお風呂の薪ボイラなのでしたね)
いろんな草花やけものに鳥にカエル、そしてたくさんのいろんな虫、そういったのを観察するのもよいですね。雪遊びも存分にできることでしょう。このあたりの山ならば、スノーシューを履いて裏山へ登るだけでもスケールの大きな冒険になりそうですね。
来春に開業するとそうですから、みなさんぜひ遊びにきてください。
(ぼくも時折、薪割りやら野遊びのなにかしらを手伝いに行っているかもわかりません)
青空

翼のような雲がオレンジ色の山にかかっておりました。
ぼんやりとしている間に数日が経ってしまいました。このところブログの更新が不真面目になっております。いけませんね。継続は力なり、です。

さておき。

今年最後になるであろう登山道の手入れに行ったはなしの続きです。

一服清水から再び出発し、ハナヌキ分岐のあたり。からっと明るいですね。
ハナヌキ分岐を行く

古寺山へ登っていくうちに雪がだんだんと増えてきました。
太陽も傾き始め、昼過ぎすぐにも関わらず深い秋の早い日暮れの気配がせまってきました。すこし肌寒くなってきていましたね。
雪の道

木々はすっかり葉を落とし、その向こうに白い月山が見えました。
白い月山

周りは雪ですが、せっかくきたので熱心に手入れをしました。
整備状況
作業は14:00ころまで行い、ふもとへ引き返します。

一服清水まで戻って古寺山方向を見ると、空気の中にきらきらとクモの糸が舞っていました。
ここでもちいさなクモたちが旅立っていたのですね。とてもたくさん舞っていましたが、写真にはうまく撮られません。
雪迎えの風景

さらに下って、となりの尾根のブナの森は、ブナの白い幹が目立ってきていました。枝はやや赤みを帯びています。その中に緑色に残っているのはヒメコマツでしょうか。
冬枯れの山

古寺鉱泉が近くなるあたり。
落ち葉の敷き詰められた道を下っていきます。
落ち葉の道を下る

幹を水平に伸ばすヤマモミジ。雪の深いところでないと、こんなふうな樹形の木はなかなか見られないそうです。
水平に伸びるヤマモミジ

この日、古寺鉱泉のおやじさんはおでかけ中でした。
古寺鉱泉

古寺鉱泉に到着したのは16:00頃のことでした。

解散後、山を振り返りつつの家路の途中。
大朝日岳が見える箇所を探して撮影を。
小屋は奥の院のちょうど裏あたりのようで確認できませんでした。
大朝日

西陽射す以東。
西陽射す以東

明手山方向の尾根の上のブナは葉が落ちていて、ヤドリギがついているのが目だっていました。
ヤドリギが目立つように

この日はミラクルムーンということで話題となっておりました。
テレビなどでは少し話題となっていたようです。
これは旧暦のうるう月の関係で十三夜が年に二度あるということのようですが、月自体がどうにか違って見えるというわけでないので天文関係の知り合いの方などは特段に話題にしておりませんでした。(普段からかなり入念に観察しておりますからね。)
サワグルミの枝の向こうに見えておりました。
後の月

古寺鉱泉から自宅までの帰り道は、紅葉がなかなか見事に画になるところを通るので、せっかくだから撮っておきたいと思ったのでしたが、日の暮れるのがほんとに早いものです。
紅葉

こんなふうな夕暮れ過ぎの頃合の紅葉なども風情があるかもわかりませんね。
ちいさな滝と黄色の葉

この10日ほど後、里にも雪の便りがやってきました。
木々の枝の向こうの白い月山。
枝の向こうの月山

7月に倒木を使ってこしらえた段です。とてもよく効いて、上流に水がたまっておりました。
とはいえ、これくらいに水がたまると、後々にはよいわけですが、現在歩くのにはちょっと困ります。
水がたまっている

ヤシのネットとササを使用する場合には、水はたまらずに砂や葉っぱのみを堆積させることができるのでないかということがひとつの見込みとしてあるのでした。
ヤシのネットとササ

中に登山道沿いの刈り払ったほうがよさそうなササを集めていれました。
上流部には、近くに排水箇所の砂などがあればなお結構ですが、この箇所では、代わりに近くの細めの倒木を入れました。
丸めて置く
こんな感じに作業をしながら進んでいきます。

道の脇に凍った箇所がありました。
土が露出している箇所では、こんなふうに凍ると土がよりもろくなってちょこっとずつ崩れてくることでしょう。
霜

今回はみんな作業に手馴れたメンバーで、ササを集める係、杭をこしらえる係、土砂を運ぶ係、など連携して進めていきました。
施工箇所1
施工箇所1

施工箇所2
施工箇所2

施工箇所3。切っておいたネットをちいさめに使って、くるんと丸めてはめこむようにして設置です。
施工箇所3

まだそんなに掘られていない箇所にもすると、洗掘の防止にすごく効くようだと思っております。
細いところは効きます

だんだんと雪が多くなってきました。
映っているのは、今回の作業を取材に来た若者です。
雪の道

一服清水に到着しました。
バケツはそのままだと雪で潰されるので、近くの倒木の下へ移動しました。水はまだ出ております。ホースのある箇所のすぐ上の斜面の草はぺたっと倒れておりました。草を寝かせるくらいの量の雪が一度降ったのかもしれませんね。
一服清水

ダキバヒメアザミがタネになっていました。
ダキバヒメアザミの実

この日のぼくの昼ごはんは、りんごとみそぱんです。
りんごは隣町が産地のふじ、です。ふじはりんごの中でもやはり美味しい品種ですね。
りんごは日持ちがする感じがしますが、それでもやはり新鮮なのが美味しいですね。スーパーなどで買うと見た目は立派なのですが、店頭に並ぶまでに時間を要するためか少し古びたものが多いようです。
「今朝収穫しました」というくらいの鮮度のものはそれはそれは美味しいのです。
昼ごはん

周りの草むらには雪が多く残っていて、せっかくなので、雪のうさぎをこしらえて古寺山を背景に撮影。この耳つきの雪だるまは、知り合いが雪を見かけるたびにこしらえるものですから、ぼくも真似したくなってこしらえてみました。
雪のうさぎ

道に雪が多くなってきましたが、もうちょっと進みます。