道沿いには、アザミの花が咲いておりました。アザミの季節ですね。
山の草とか花とか虫とか-ウゴアザミ

岩が大きくごろごろだったり、小さくざくざくした道を登っていくと、やがて石垣のようなものが見えてきます。
山の草とか花とか虫とか-稲荷様の石垣が見える

稲荷様です。鍛冶稲荷と書いてありました。
一緒に行った方のいうことには、稲荷様のなかでも位が高い稲荷様のようだということでした。
付近には、地蔵様もありました。
山の草とか花とか虫とか-稲荷様

稲荷様のところを過ぎると山頂はもうすぐ。
山頂付近の平らなところの入り口(姥沢から登った場合)には、歌碑があります。
山の草とか花とか虫とか-歌碑

もう少し進むと、ほかの山の方向を示した丸いのがあります。
ここで13時ちょっと過ぎくらい。3時間ちょっとの登りでした。
ノックすると、鐘のような音がしました。
周りは真っ白で、ほかの山はまったく見えません。
山の草とか花とか虫とか-銘盤

道の周りはスゲが多く生えており、色づきつつありました。(この日はコンパクトデジタルのカメラで、色を鮮やかに撮れなくて残念でした。ほんとはもっと鮮やかでした)
山の草とか花とか虫とか-色づくスゲ

平になったところから、もう100mほども進むと山頂小屋が見えてきました。
山の草とか花とか虫とか-山頂小屋

看板。
山の草とか花とか虫とか-小屋看板


小屋はたいへんに静かで、登山客の姿もありません。(小屋のなかには一人いましたが)
営業してるのかなあ、なんてことで小屋の奥へ「カレー、出来ますか?」と聞くと、さあさ、どうぞ、やっておりますよ、とのこと。
山の草とか花とか虫とか-小屋ののれん

登山靴を脱ぎ、食堂へ入りました。
初めて山登りの方は、すこしつかれたのかテーブルに臥してしまっております。
山の草とか花とか虫とか-食堂

あれこれおはなしをしながら待っていたら思いのほか早くカレーを出していただきました。
ぼくは普段は、食事のできる山小屋には縁がないのでこんなふうに食事を出来るのもありがたいものだなあという感じでした。ごはんの量は大盛りですね。
(営業していないこともあるかと、登山前に昼食は準備して背負ってきてもおりましたが)
山の草とか花とか虫とか-カレー

小屋ではのんびりあれこれしていたら、いつの間にか1時間ほども過ぎておりました。
小屋付近にもウゴアザミ。
山の草とか花とか虫とか-ウゴアザミ小屋付近

小屋からトイレと山頂方向の道沿いにはウゴアザミがずらりと生えておりました。
山の草とか花とか虫とか-トイレ方向

念願のカレーも食べられました。さて、トイレを済ましたら帰りましょう。
みそパン。一休みしながらみそパンを食べました。
「あれ、またみそパン?いつも食べてるよねえ」と言われましたが、いつもは食べていません。
せいぜい月に2~3回くらいです。
山の草とか花とか虫とか-ミソパン

いえ、みそパンの話はとにかくとして、一休みを終えてまた歩き始めました。
青空がちらちらと見えました。
山の草とか花とか虫とか-晴れ間が見える

雲がすぐ上を通過していきます。山ならではの光景でありますね。
山の草とか花とか虫とか-出発

たくさんのコバイケイソウの実。咲いていたころは見事な群生であったことでしょう。
(実になってしまっていたので、ほんとにコバイケイソウなのか、バイケイソウなのかわかりませんが、場所や背の高さからするとコバイケイソウでありましょう)
山の草とか花とか虫とか-コバイケイソウの実

もう9月になっているのにチングルマが咲き誇っておりました。
山の草とか花とか虫とか-チングルマ

その上の斜面には雪が残っております。ふもと遠くから見ても見える残雪です。
この雪のためにチングルマの花期も遅くなっているのでしょうね。
冬になればいくらでも毎日見られるのに、うわあ、雪だ、となぜかうれしくなるのが不思議です。
山の草とか花とか虫とか-残雪

出発から2時間ちょっとで牛首という地点を通過しました。
山の草とか花とか虫とか-牛首を過ぎた道

時折陽射しもありました。
一瞬の明るい夏の山の様子、白い雲、青い空。
山の草とか花とか虫とか-晴れの登り道

岩に付く地衣類。見れば見るほどいろんなのがあるのが見えてきます。
見えてきますが、なんという地衣類なのかはわかりません。
山の草とか花とか虫とか-ちいるい

牛首のあたりの北側は深く谷になっており、そのふちの尾根を雲が越えていきます。
山の草とか花とか虫とか-雲と尾根

登りらしい登りははじまったばかりですが、足が疲れてきたようです。
山の草とか花とか虫とか-休憩

お!庄内方向がちらりと見えてきました。
山の草とか花とか虫とか-庄内が見えた

リフトは運休だし、登っている方はほんの数人というくらいしか見当たらず。
山頂の小屋のカレーは食べられるのかなあ、なんてはなしをしながら山頂へ向かいます。
姥沢小屋裏の登山口から30分ほどで、雄宝清水と書いてある水場へ着きました。
山の草とか花とか虫とか-雄宝清水

ふむ、オタカラコウですな。
山の草とか花とか虫とか-オタカラコウ

黄色の花が、水場から始まる沢の下流のまでずっと続いていました。
湿り気のあるところが好きなのですね。
山の草とか花とか虫とか-沢に沿って生えるオタカラコウ

ツルニンジンも咲いておりました。右側の三つは咲いており、左の玉みたいなのが下がっているのがつぼみです。
ツルニンジンはジイソブのことだったか、バアソブのことだったか、何度覚えたつもりでも忘れてしまいます。
(帰ってきてから調べたら、ツルニンジンはジイソブのほうでしたね。そのうちにまた忘れることでしょう。)
山の草とか花とか虫とか-ツルニンジン

道は土の道だったり、木道だったりしていますが、だんだんと木道の割合が増えてきました。
まわりの木々はかなりちいさく、ササの茂みと混じって生えています。
山の草とか花とか虫とか-木道が多くなってきた

こんなふうなところを進んでいくと、ある地点から突然周りが草原になります。
わお。
この草原はあれですね。雪が遅くまで残り、雪の消えたところにも残雪から湿り気がずっと供給される雪田草原というものですね。
山の草とか花とか虫とか-湿地帯へ

その中を木道が続きます。
山の草とか花とか虫とか-木道

チングルマが岩の上に上るように生え、ふわふわと綿毛を広げておりました。
山の草とか花とか虫とか-チングルマ

だんだんと足元が疲れてきたかたもあるようでした。
まだ登りらしい登りもありませんが、木道などは割合に歩くのに気を使うためか疲れるようです。
山の草とか花とか虫とか-木道を行く

アザミがありました。アザミの季節なのでしょうね。ほんとに多くあちこちにありました。
総苞を見ると、ウゴアザミのようです。
図鑑などのウゴアザミには切れ込みのあまり多くない感じの葉もありましたが、これは葉っぱがトゲトゲと荒々しい感じでありました。葉っぱの変化は大きいのかもしれません。
山の草とか花とか虫とか-ウゴアザミ

う~む、しかしよいですな。
ガスは濃くなり薄くなり、ごく稀に青空がちらりと見えます。
山の草とか花とか虫とか-草原

リフトの上の駅からの道との分岐を過ぎると、ベンチがあります。
ここで一休み。
山の草とか花とか虫とか-休憩

途中で二回ほど水場などで少し休憩していたので、これで三回目の休憩です。
最近は、一人で歩くと水場でちょこっと水を飲むくらいで食事以外はほとんど休憩しない(写真はよく撮るのでそれが休憩みたいなものですね)のですが、幾人かで歩くと一休みしながらあれこれおはなしするのもよいものですね。

このあと、牛首を通過し、ようやく山登りらしくなっていきます。

なお、明日の未明から山へ行く用事があるため、明日の記事はお休みいたします。
みなさま、よい週末を。