フインキーのふんいき レビュー -54ページ目

DVD「非女子図鑑」 レビュー

それぞれ監督の違う6編からなるオムニバス作品。
腐女子ならぬ非女子にまつわるストーリー。

非女子図鑑 [DVD]/鳥居みゆき,山崎真実,片桐はいり
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スコア選択: ★★★

全6話中、面白かったものは3つ。
打率5割、野球で言えばバケモノ級。
これは凄い。

それでは面白かったものだけピックアップ。

B(ビー)
タイトルはブラジャーのB。
薄着になる夏、職場の人のふと目についたシャツの下に浮き出た線(背中)。
まさか、ブラをしてるんじゃ?男なのに…
ちょっと濡らして確認してみよう。
え?ピンク?まさか…というお話。

男の証明
ヤクザ映画の主役候補のオーディションに集まった4人の男性(1人非女子)。
それぞれおかしな人ばかりで、完全に出オチを狙った話。
でも、やはり笑える。

死ねない女
こういう症状ありますよね。
もし~だったら…と考えると、居ても立ってもいられない症候群。
この人もそのスパイラルに陥った一人。
死ぬ前に~だったらと考えて、安心して死ぬために不安要素を一つ一つ潰していく。
その想像がいちいちユニークで面白い。
最後に至るその過程を楽しむ話。

残りの3つは癖がありすぎて、個人の好みに依ります。
以上。

DVD「腐女子彼女。」 レビュー

兼重淳監督。
原作はブログでの投稿です。

腐女子彼女。 [DVD]/大東俊介,松本若菜,古川雄大
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スコア選択: ★★★


大学生のヒナタ(大東俊介)は、アルバイト先で知り合った年上の会社員ヨリコ(松本若菜)に告白した。
そして、ヨリコが自分は腐(婦?)女子ということを告白した。
後日、ヒナタは腐女子の意味を知り、愕然とすることになる。

ブログ発祥ということで、ノリは「電車男」や「ブラック会社に勤めてるんだが~」系で軽めです。

内容はボーイズラブなどのアニメや漫画が大好きな彼女に彼が振り回されるという話。

ありきたりなんですが、丁寧に作られている印象で、予想以上に楽しく見れました。


腐女子というと今やもうそこらじゅうにあふれている言葉なので、そこまでインパクトはないですよね。

ここに出てくる彼女もボーイズラブやらエロゲやらが大好きな人です。


その彼女は仕事ができるキャリアウーマン。

そんな清楚で綺麗な彼女がオタクというギャップは、彼からしてみれば詐欺なのかも。


けど、腐女子ってもっと凄いのを想像してたからちょっと残念。

個人的にはオタク特有の気持ち悪さをもっと求めたかった。


でも、キャリアウーマンでなければこの物語は成立しない。

外面はおバカだけど、意外とロマンチックな話なんですよ~。


これはオタクを前面に出したものではなく、恋愛メインの映画です。

これを見ると、オタクへの偏見は直るんじゃないかな。

男子諸君、彼女が腐女子なら参考になる部分もあるかも(笑)

DVD「ルート225」 レビュー

チーム・バチスタの栄光 」の中村義洋 監督。

原作は藤野千夜の小説です。
ルート225は15。
このタイトルは15歳の少女が出てくるからだそうです。

ルート225 [DVD]
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スコア選択: ★★★★


いつもの夕暮れ時、エリ子(多部未華子)は帰りの遅い弟・ダイゴ(岩田力)を迎えに家を出た。

公園にいたダイゴを連れて帰る途中、あるはずの道が海辺に変化していた…



これは姉弟の絆の物語。

強気で、勝気で、ワガママな姉のエリ子。

弱気で、マザコンで、高橋由伸が好きな弟のダイゴ。


この二人が今までと少し違うパラレルワールドに迷い込む。

その世界はいるはずの親がいない。


二人は親を待ちながら暮らすことになる。

いつか必ず元の世界に戻れるはず…

しかし、


  頼れるのは兄弟のみ


これに気づいたとき、ものすごい切なさがこみ上げてきた。

そのときのダイゴの涙、よくわかる。

エリ子の弟思いの行動も後押しして、非常に切ない。


この試練を二人は乗り越えていけるのか。

壁にぶち当たったときの二人の行動や成長する姿に応援したくなる話だった。


誰しもこれ見ると姉弟っていいなって、きっと思う。

一人っ子は要チェック。

中村監督なので、シュールな世界観が好きな人は合うはず。

映画「トロン:レガシー」 レビュー

1982年に公開されたトロンの続編です。
1作目見た後に見ました。

トロン:レガシー (映画文庫)/エディー キツィス
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スコア選択: ★★★

初3D映画です。
ワーナー・マイカル・シネマズでは3Dメガネは購入する方式のようでした。
次回からはこれを持っていけば安く観れる。エコですね。

話は前作から引き続き登場のケヴィン・フリンが息子のサムを残し、失踪するところから始まる。
失踪して20年、サムは呼び出され、父が経営していたかつてのゲームセンターへ向かう。
そこでサムはゲームの世界に入ってしまい…

ゲームの中に入って、中のプレーヤーたちと戦うところは前作と同じ。
ゲーム自体が同じなので、基本的にやることも同じ。
フリスビーにバイクレースにシューティング。

でも、映像が全然違う。
初めてCGを使った映画である前作と最新の技術が詰まった今作の映像との差は歴然。

前作で登場したロボがブラッシュアップされて出てくるため感動も一入。
これを味わうためだけにでも、前作を見る価値はある。

ストーリーは少し冗長気味のところがあり、途中退屈してしまった。
映像自体が凄いのでそれだけでも楽しめるけど、ストーリー展開でハラハラドキドキが欲しかった。

全体的にスタイリッシュで戦闘シーンも絵になる。
ダフト・パンクの音楽も無機質な世界観にマッチしていた。

製作がディズニーでゲームが舞台とはいえ、子供と見に行くのはオススメしない。
なにせ愛嬌のあるキャラクターは犬しか出てこないから。

DVD「トロン」 レビュー

今劇場でやってるレガシーの方ではなく、1作目のを見ました。
1982年公開作品。まだ生まれてないときですね。

トロン [DVD]/ジェフ・ブリッジズ,ブルース・ボクスライトナー,シンディー・モーガン
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スコア選択: ★★★


自分の作ったゲームの世界に入れられ、脱出するため奮闘するという話。



3D映像が家庭で見ることができる今、このトロくてショボいCG映像は脳がトロンとしそうでした。


これは初めて大々的にCGを使った作品らしいのですが、そうやって見るとこの映像どうやって撮ったんだろうという驚きのシーンがちらほら。

この映像は当時としては相当画期的だったんでしょうねぇ。

ところどころCGに真似て絵も挿入してあったりと、面白い試みもしてます。


話はディズニーらしく、細かいこと分からなくても楽しめるように作られてます。

ゲームの中に入って、戦って、勝った負けた、捕まった、敵になった、恋した、それが分かれば十分。


ただ、プレイヤーがヘルメットをかぶっているため、誰が誰だか分かり難い。

たとえ、それが分からなくても何とかなるもので、結局この作品の好みはCGが楽しめるかどうか。

自分はまぁ星三つ(笑)


この潜水っぽいCG映像を2時間とか見せられたら完全に苦痛に変わってたでしょう。

制作費の問題からかコンパクトに纏めてくれたディズニーに感謝。


「レガシー」を見る前にこれを見とくと、映像の変化も含め、より一層楽しめると思います。