toshiのブログ -6ページ目

toshiのブログ

日頃、科学技術について調査していることや趣味でやっていることなどを紹介していきます。

amebaでは、20カ所にPING送信できるようになっていますが、それ以上の場所に送信したり、任意のタイミングで送信するには、PING送信ソフトを使うのがよいと思います。


送信されるデータは、XML形式で、以下のような様式になっています。ユーザが編集すべき箇所は、タイトルとURLの2カ所のみです。


<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<methodCall>
<methodName>weblogUpdates.ping</methodName>
<params>
<param>
<value>toshi%E3%81%AE%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0</value>
</param>
<param>
<value>http://ameblo.jp/loop12/</value>
</param>
</params>
</methodCall>


水色のところが、ブログのタイトルです。

タイトルが日本語のときは、冒頭でencoding="UTF-8"を指定する必要があります。

この例では、タイトルは「toshiのブログ」ですが、全角で表記するとフォーマットエラーが返ってくることがしばしばありました。試しに、UTF-8コードのままにするとエラーは無くなりました。このへんは素人なのでよくわかっておらず、試行錯誤しました。これでいいのかどうか確証はありませんが、とりあえずPINGは受け付けられているようです。


赤色のところが、ブログのURLです。


ちなみに、私はPING送信ソフトは、UpdatePing というフリーウェアを使っています。

このソフトでup.txtというファイルに上記データを記述します。


pingを受け取ったサーチエンジンは、タイトルとURLに基づいてブログのページにアクセスして更新情報を取得します。でも、pingを受け取った後、即座に反映されないようです。6時間以内に反映される場合もあれば、24時間以上経過しても反映されない場合もあります。

goo, google, yahoo で比較すると、私のブロブの場合、gooが最も早かったです。


ひとつ注意があります。あまり頻繁にpingを送信するとスパム扱いされる場合があるそうです。

たとえば、yahooに表示される条件が、ココ に説明されています。最低でも30分以上間隔を開けないと無視されるらしいです。


アンテナから出る電磁界はどのように放射され、アンテナから離れていくのでしょうか。

これを知るには、アンテナ周辺の電磁界の分布や伝搬のしかたをきちんと計算できる準備をしておく必要があります。

まず、電磁界の式が必要で、それに基づいて分布や伝搬の特徴を解析していきます。

電磁波工学の書物で、電磁界の近傍解をよく見かけます。でも、それらを導く過程が省略してあるので、どんな近似が含まれているのかわかりません。つまり、誤差を無視できる適用範囲がどれくらいなのか不明なのです。

ここはひとつ頑張らねばと思い、まず「電気ダイポール」が輻射する電磁界の式を導いてみました。

このノートにまとめました

近傍解は、カシミール力の計算や、エバネッセント光の解析など極微の世界にも適用されているものです。
ノートには、導出過程で近似を適用した箇所(複数)を明記しています。基本的な近似はダイポールのサイズが、観測者までの距離に比べて無視できるとしたことと、波長よりもずっと短いとしたことです。

ダイポールのサイズが無視できない問題を解く場合は、近似解を用いると誤差が大きくなります。
この場合、近似無しの気の遠くなるような解を導くのも一法ですが、もっと楽な方法があります。
ダイポールを微少サイズに分割してそれぞれの近似解の和を得るとよいのです。
たとえてみれば、地図の測量で、海岸線の長さを測るのに曲線を直線で近似しますが、なるべく短い直線の集合にするほど誤差が小さくなるのと同様です。

sphere_sweep関数で場所によって太さの変わる曲線を表現してみました。



toshiのブログ-スイープ1



球殻を多層に配置するとどんな見え方になるかテストしてみました。
それぞれの球殻の内側の面に色をつけています。
$toshiのブログ-多層球殻


透明感と輝きがgoodです。
レイトレーシングソフト POV-Rayの3種類のバージョン(Ver3.5、Ver3.6.1c、Ver3.7Beta32)について計算時間の違いを比較してみた。
各バージョンは、ココで公開されている。

以下、ベンチマークテスト結果
toshiのブログ-POV-Rayベンチマークテスト結果

総合的に判断して、Ver3.7Beta32がいまのところベストだと思う。

ちなみに、ベンチマークで出力した3D画像は以下の3つだ。
toshiのブログ-ベンチマーク画像1
toshiのブログ-ベンチマーク画像2
toshiのブログ-ベンチマーク画像3
自分のブログから、googleやyahooやgooなどのサーチエンジンにPINGコマンドと
いうのを送信すると、サーチエンジンは自動的にページを拾って登録してくれる
しくみになっているそうです。

PINGを受け付けるサーチエンジンの候補120カ所を拾い集めて、そのなかで実
際につかえるものがいくつあるか検証してみました。

検証に使ったソフトは、UpdatePingです。
ここで入手できます。

正常なレスポンスを返してくれたサーチエンジンは全部で20個ありました。他は応答がなかったりとても遅かったり、エラーが返ってきたり、サーチエンジンでないところからの応答だったり、アドレスが変更になっていたりして使えそうにありませんでした。当方が探してきた元のPINGアドレスが古かったのかもしれません。

私は、以下のように設定しました。

●設定のしかた

アメブロ > アメブロの設定 > PINGの送信先設定 を開く

テキストを記入できる枠があります。
そこに、以下の20行をコピー・ペーストして保存すると設定完了です。

http://api.moreover.com/ping
http://api.my.yahoo.co.jp/RPC2
http://bblog.com/ping.php
http://blog-search.net/up.php
http://blog.goo.ne.jp/XMLRPC
http://blogsearch.google.co.jp/ping/RPC2
http://hamo-search.com/ping.php
http://ping.amagle.com/
http://ping.ask.jp/xmlrpc.m
http://ping.bloggers.jp/rpc/
http://ping.blogoon.net/
http://ping.blogranking.net/
http://ping.kutsulog.net/
http://ping.maplog.jp/
http://ping.namaan.net/rpc/
http://ping.rss.drecom.jp/
http://rpc.reader.livedoor.com/ping
http://rpc.technorati.jp/rpc/ping
http://www.blogpeople.net/servlet/weblogUpdates
http://www.trackbackcenter.com/cgi-bin/receive.cgi
前回、紹介したフラクタルコイルのCGは現物の写真と比べると比率とか色が微妙にずれていたので、条件をいろいろいじくって写真に近づけてみました。

完成CG
$toshiのブログ-フラクタルコイル(完成CG)


以下の現物写真とほとんど同じになりました。
$toshiのブログ-フラクタルコイル
1990年頃、あるオーディオマニアのためにフラクタルコイルというのを作りました。

太い芯線に巻いたコイルをさらにコイル状にしそれを別の芯線にコイル状に巻き付けるというとても面倒な工程を経てできたのが、これです。ちなみにこれは写真です。

toshiのブログ-フラクタルコイル

これをアンプ回路に入れたり、スピーカーケーブルの途中に入れたりすると、いままで平べったく聞こえていた音がとてつもなくものすごい臨場感のある音に変わるのだそうです。どんなにすごいのか聞く機会が無く、いささか残念な思いで現在に至ってます。
コイルの設計図は全く残ってなかったので、いつか同じコイルを作る機会が来ることに備えて設計図を復元しておこうと思いました。

現物は残ってないので、写真から大雑把に寸法を読み取ってCGを作成してみました。(POV-Ray使用)
影とか光沢をつけて、かなりリアルにできました。

toshiのブログ-フラクタルコイル(CG)

読み取った寸法がほぼ妥当だったことがこれで確認できました。
もう少し寸法・色を調整すると写真に近づけられると思います。

フラクタルコイルは、電気的には一種のフィルターの役割をしているのでイコライザ的な機能を果たすのだと思いますが、一般の電子部品では作れない特性が出るようです。オーディオマニアの世界は、はかりしれない深さがありますね。
クラドニ図形の紹介では、水平面の定在波の中で粒子が移動する様子が見られました。

もし、定在波が垂直方向に生じていたらどうなるでしょうか。
以下の動画は、空気中で超音波定在波を垂直方向に発生させ、水滴が浮く様子が見られます。

上から流れてきた霧状の細かい粒子が集まって水滴が成長しています。
振動する空気が水滴に与える圧力は場所によって異なり、その差分が水滴が受ける推力になります。
推力は、定在波の節の方向に向いており、重力とバランスするポイントで浮揚します。
水滴があまり大きくなると重力が大きくなり、バランスの限界を超えてしまうとついに落下します。
水滴のサイズが大きくなると、推力の増加よりも、重力の増加が顕著なため、落下するときがきます。

金属の板の中央を振動子で支え、振動子を振動させると、周波数に応じた定在波が金属板に現れる。
金属板の上に砂を撒くと定在波のパターンを見ることができる。

わかりやすい動画があったので紹介します。
砂が描いたパターンは「クラドニ図形」と呼ばれていて、周波数に応じて形が変わっていく様子が見られます。



砂が移動する理屈:金属板には、振動の強い箇所と弱い箇所があり、定在波の「節」の部分で振幅は最小になっています。振動の強い箇所では、粒子が暴れ、飛んでいきます。飛んだ粒子が、振動の弱い箇所に落ちると移動しにくくなるので、徐々に「節」のある方向に集まっていくように見えます。