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7 の続きです![]()
お父ちゃんの葬儀はとても大きな会館で
粛々と執り行われました
(ハチ兄とは大違い
)
葬儀では
お父ちゃん一族と
私達4きょうだい家族が親族席です
(すでに戸籍が抜けていたお母ちゃんの席は
ありませんでした)
私は母方のじぃちゃんとばぁちゃんや
おじちゃん達との付き合いはありましたが
お父ちゃん一族とは
あまり関わりがありませんでした
葬儀で見た
お父ちゃんの兄弟親族は多く、男性も女性も
皆、恰幅が良く強面でした、、、
(ゴリラみたい

🦍🦍🦍

母方はお猿さん系なので?


私はゴリラ一族に
話しかけられるのが怖かったです、、

葬儀が終わり、
その日だったか次の日だったか忘れましたが
どこかのタイミングで私は外に抜け出し
甥っ子(初子姉の子供で、私の3つ下)と
高いブロック塀に登ったのです
(どんだけ高いところ好きなん??
)
するとそのブロック塀が突如崩れて
私は頭から落ちました

甥っ子は
血だらけで動かない私にびっくりして
慌てて大人を呼びに行きました
そして義兄(初子姉の夫)が
私を抱きかかえ病院に連れて行ったのです
義兄の服は血だらけになりました、、、
その時、私は
頭を10針以上縫う大怪我をしました

みんなはお父ちゃんが
これからのとめ子を心配して
一緒に連れていこうとしたんやないんかね、、
って言ってました
そんな事があった後
初子姉が
『とめ子、、、姉ちゃんと一緒に住む?』
って聞いてきました
・・・・
お父ちゃんも死んじゃった、、、
次子姉も結婚したし、、、
(この時、結婚を反対していた向こうの両親に
ようやく認めてもらえ
次子姉は嫁いだばかりでした)
私は幼心に
お母ちゃんやハチ兄家族やばーちゃんとの生活は
無理だと分かっていました
少しだけ考えた後
『うん、、、』
って答えました、、、
初子姉は
私の包帯をした頭を撫でて、
『よし!一緒に住もうね、とめ子!』
と微笑みました


こうして私は
遠く遠く離れた初子姉の住んでいる所へ
転校し、初子姉家族(姉、義兄、甥)と
4人の生活が始まったのです、、、、
続きます、、、、
