命の大切さ | 望月雅継オフィシャルブログ「プロ連盟静岡支部長の負けちゃう麻雀」Powered by Ameba

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日本プロ麻雀連盟静岡支部長 望月雅継の麻雀日記

地方から東京へ夢を乗せて参戦中!!

AⅠリーグから静岡リーグ、静岡支部Lookupでのフリー対局まで、対局日記を中心に綴ります。

夢なんかも語っちゃおうかなぁ~。

日曜日、私が支部長を務める日本プロ麻雀連盟静岡支部の定例会議が行われました。



毎年二回、支部員と静岡プロリーグ参加者の有志が集まって行う静岡支部定例会議。


今年はコロナウイルスの感染リスクを考慮して、支部員を招集せず、初めてLINEのグループ通話での会議の開催を試みました。


いくつかの事案について話し合ったのですが、決定した中でも大切なお知らせとしては、




・第16期静岡プロリーグは、4/19(日)に開幕する予定
(観戦は不可とし、体温チェック、手洗いうがい、除菌の励行、申し出た選手の別日対局を許可)

・第35回静岡リーグの開幕は5/24(日)に延期する




こちらの二点です。


静岡リーグを楽しみにして下さっていた皆さんには大変申し訳ないのですが、支部員みんなで話し合って出した結論です。

私の思いはまたちょっと違った形でしたが、静岡支部を立ち上げてからずっと心に決めていることは、


『静岡支部は民主的な組織でありたい』


という事です。
ですから、どんな事でも独断で決めずに、みんなで話し合ってここまでやってきましたので、今回の決定も静岡支部の総意という事と受け取って頂きたいと思います。

参加者の皆さんが安全に対局出来るように、出来る限り頑張っていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願い致します。






ここからは私の心の中のお話ね。


前回のブログにも書いたように、経済活動を止めてしまうと他の痛みが生じてしまう事に対しての危険性は、私は今でも危惧しています。


ですから、リーグ戦を運営、開催する立場としては参加者の皆さんの安全性を最大限に考慮した上で、参加を希望する方々の為にも開催出来たらな…と考えていました。(もちろん危険性を感じる方に対しては代替日程を準備した上での欠席をOKとするって形でね。)


ホントは開幕する事だけ決定しておけば、延期や中止の決定はいつでも出来るかなって思っていたんですけどね…。


ゆる〜く開幕しておいて、状況に応じて対応するってやり方もあったし。


しかし、静岡支部としては開幕戦の延期を決断したという形となったワケでして。




これは何を意味するか?

私はね、現在の状況を考えると、この先短期間ではコロナウイルスを巡る状況が好転するとは到底思えないんですね。

つまり、延期の決定は限りなく中止に近い決定だと、私個人は認識しています。





麻雀を取り巻く環境から考えると、延期の決定は残念な判断だけど、


日本国民の生活を考えると、延期(中止)は賢明な判断かなと思っています。





この決定を受けて、私もいろいろ考えました。



そして、



腹を括りました。




もうね、こうなったら体力勝負です。
 


コロナウイルスと人間の英知との勝負だし、

コロナウイルスと人間の免疫力との勝負だし、

コロナウイルスと私の経済力との勝負です。




勝てるわけないけど。




そんな中、今日、また悲しいニュースが流れてきましたね。

昭和から平成を駆け抜けた大スターの訃報です。




幼い頃から大好きだったなぁ。

みんながひょうきん族を見始めても、

やっぱりドリフが好きだった。



コロナウイルスに負けじと、国民みんなでここまで頑張ってきたけれど、


このニュースを聞いて、愕然とした方も多いんじゃないかな…


志村ロス、きっとであるんだろうな…



だって僕自身が志村ロスだから。

本当にかけがえのない方を失ったんだと思います。



志村けんさんのご冥福を心よりお祈りいたします。





私の話に戻ります。


私の両親も志村さんと同じ1950年生まれ。

今年70歳を迎えます。


数年前、母親が大病を患いました。
余命宣告を受ける程の大病であり、私達家族にとってはまさに青天の霹靂であり、本当に辛く苦しい時間を過ごしました。


父親も毎日の看病と慣れない家事に奔走し、かなり疲弊した状況であったと思います。


幸いな事に手術は無事成功し、術後の不自由はありますが、今も両親と三人で一つ屋根の下で生活する事が出来ている、そんな状況です。




そんな最中に、コロナウイルスの感染が始まりました。私としては、体力的に不安のある両親には絶対にコロナウイルスに感染させたくないのです。


しかし私の仕事は接客業と講師業。そして麻雀プロ。


普通に生活している方々よりも、感染リスクは間違いなく高いと思われます。


もちろん感染予防策は万全を期すつもりですが。

 

とはいえ、大多数の国民の皆様が今後行うであろう自粛生活を送るわけにはいかないのです。
可能な限り、麻雀荘の営業を続けていかなければなりません。


何故なら私の生活だけでなく、共に働いてくれるスタッフの生活だってあるし、お店を継続しない事には静岡支部の活動だって出来ないし、もちろん自身のプロ活動だって出来なくなってしまうからですね。



自分は家族の為にも感染するわけにはいかない。
しかし店を開けなければ経済的にやっていけない。


現在自分が置かれている状況が八方塞がりだってことは、コロナウイルスが日本に上陸した瞬間からわかっていたわけですよ。



それでも何とか今の状態をキープして、
何とか騙し騙しやっていくことは出来ないのか?


そう模索していました。
だけどね、もう現実的には無理でしょう。


今日の出来事は日本国民の心に、あまりにも大きなダメージを与えましたからね。

きっと今後は、これ以上の感染を防ぐよう、拡散防止の為に更なる自粛の方向に動き始めるでしょうから。



人の命は大切です。
国民をコロナウイルスから守る為の政策を心から望みます。


同様に、
コロナウイルスの影響により、経済的に苦しむ人々もたくさん出るはずです。そういった方々の状況を少しでも緩和する政策を心から望みます。もちろん私も含めてね。



人の命は、コロナウイルスの影響だけではなく、経済の低迷が命を奪う事もあるのです。



どちらの状況も、全く同じだと私は思います。


何故なら、
人の命はみな平等だから。


コロナウイルスも大問題だけど、
経済的な損失だって大問題なわけで。



だから私は、
コロナウイルスの感染予防を万全にしつつ、ギリギリまで経済的にも努力を続けていこうと思います。


コロナウイルスに感染しても終わりだし、
経済的に詰んでしまっても終わりですから。



腹を括りました。
やるしかないからね。



この先どうなるかわからないけれど、
経済的に倒れてしまうかもしれないけれど、


感染予防を万全にして、最後まで踏ん張ります。



また笑顔で静岡リーグをやりたいからね!
みんなよろしく!





綺麗な景色だなぁ〜。