二つの思い~下町のクッキーさんへ~パート1 | 望月雅継オフィシャルブログ「プロ連盟静岡支部長の負けちゃう麻雀」Powered by Ameba

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日本プロ麻雀連盟静岡支部長 望月雅継の麻雀日記

地方から東京へ夢を乗せて参戦中!!

AⅠリーグから静岡リーグ、静岡支部Lookupでのフリー対局まで、対局日記を中心に綴ります。

夢なんかも語っちゃおうかなぁ~。

ど~も。深夜の更新になりました。望月です。



明日は8時起きで麻雀教室だっていうのに…



お店の仕事を終えてから、夕刊フジ杯のプレイバック用の資料を作ってたら遅くなっちゃって…




あっ、夕刊フジ杯はこちらね~。



木曜日の13時開始かな。プレイバックも気合入れてやるんでヨロシク~!



http://live.nicovideo.jp/watch/lv207513826?ref=top&zroute=index





さてさて、麻雀界ではおなじみの『下町のクッキー』さんのブログに、私の書いたコラムを紹介して頂きました!


いつも本当にありがとうございます!


下町のクッキーさんのブログはこちらです。



http://ameblo.jp/cookie402000/





頑張って書いたコラムに対して、感想を頂けるってホント嬉しいっすね!


しかもブログに取り上げて頂いて、いろんな私見を頂けるんだから幸せだなって思うわけです。



今回は特に、クッキーさんが疑問に思った部分がいくつかあったみたいだから、せっかくなんで自分の思いを書いちゃおうかなって思ったわけ。




いろんな考えがあるので難しいけれど、今回は二つの部分についてお答えしましょう。


まずはこちらね。





 コラムの冒頭に「人に平等にチャンスがやって来る」とあった。同じ結果を出せば同じ報酬を、全ての人に同じチャンスの機会を、これが平等だろう。そして、その環境の中において他の人よりも良い結果を出そうと、チャンスを生かすための弛まぬ努力を積み重ねる。よって、平等の中にも当然のことのように競争が生まれるものと理解をしている。

 しかし、ブログやTwitter、ニコ生などを観ていていつも感じる事の一つに東京と地方の格差というものがある。地方の本部や支部に所属をしていても同じプロであることに違いはないはずだ。しかしながら映像で対局を観れるプロのおよそ8割以上は東京及び関東在住のプロという制限のようなものを感じる。(ここは感覚的なものがあることをご理解頂きたい)

 これはあくまでも想像で正確なところは調べがついていないが、北海道や東北、九州地方在住のプロが競技麻雀をするために上京する費用(例えば、飛行機、新幹線、宿泊費など)はどのような形で支出されるのか?自己負担なのか。経済的に余裕のある人であればあまり大きな問題にはならないのだろうが、そうでないケースではなにか解決策があるのか。もしかすると最も大きな問題点、課題の一つなのか。

 お金がないからという理由で希望しているリーグ戦へのエントリーやメディアへの出演機会を逸しているという現実があるのならば、平等のチャンスという文言には些か懐疑的にならざるを得ない。地方在住の新卒者が麻雀プロを志す場合は団体はどのような対応をするのか?そういう意味で本当に平等のチャンスがあるのか甚だ疑問に感じる。




簡単にいうと、地方在住プロと関東近郊のプロ(東京本部ってことかな?)とは平等じゃないんじゃないってことってことなのかな?



うん、確かに平等じゃないね。(笑)


地方に住んでると、何かあってもすぐに参加できるわけじゃないし、勉強会やセットだってたくさんやりたいけどなかなか行けないし、それに何より、移動に時間とお金がかかるからね。


正直、羨ましいし、地方にいるのがしんどいなって思うこともある。


自分だって若手のときは(もちろん今も)、そんな気軽な気持ちで上京できないからね。お金持ちじゃないもん(笑)




でもね…



辛いと思ったり、ハンデに感じることは全くないのです。


逆に、地方在住だったからこそ、A1にも上がれたし、鳳凰位にもなれたんだって思ってるくらい。



お金と時間がかかる分、リーグ戦やタイトル戦にかける気持ちは絶対に大きいはず。


行きの移動時間に、いろんなシミュレーションが出来るし、帰りにはいっぱい反省出来る。



何度も何度もやめようと思ったし、夢をあきらめようと思ったこともあるけれど…



絶対に負けるもんかって気持ちになれてたことは、地方在住ってことがやっぱり大きいのですよ。




それは地方から通ってくる選手、みんな同じ気持ちだと思いますよ。みんな不利だとは思っていないはず。




それってやっぱり、先輩の存在が大きいんだと思うのです。



自分にとっては古川孝次プロ。


ずっと背中を追いかけてきたってこともそうだけど、自分よりも遠い名古屋から、30年以上も東京へ通い続けているんですよ!すごくない?(最近は浜松よりも名古屋の方が新幹線って早く着くから微妙な部分もあるけど…(笑))



やっぱり、それを続けてるってことはすごいことなんです。

だから、古川さんが頑張ってる限りは、自分は弱音なんて吐けないっすよ。どこまでも追いかけ続けないとね。



きっとね、みんなも同じだと思うんです。



北海道も九州も、関西も東北も、距離が遠くてお金が掛かって大変だと思うけど、それでも引っ張ってくれる存在がいるから。



今連盟にいる人を例に出すと…


九州は浜上君や安東君が頑張って通い続けたから、今の若い子たちがついてきてるし、



関西は中川さんでしょ、



名古屋はもちろん古川さん。



北陸は浦田さんが頑張ってたから、だから山井さんも四柳さんも頑張れたんだろうし、



東北は藤崎さんの存在ってやっぱり大きいんだよ。




名前を挙げていない人だって、みんな頑張ってる。


実は静岡って近いって思うかもしれないけど、交通費ってかなり高いんです。車で行ったら浜松から5時間くらいかかるし。


最近車で行ってるのは…



自分が車で行けば、帰りの交通費が浮く子がいるかもしれないなぁって思ってる部分も大きいんです。




若い子たちにとって、交通費も宿泊費もバカにならないんです。もちろん自分もそう。ギャラがもらえる仕事でも、赤字の時って多いですし。




でもね、それでも戦いに挑むんですよ。


そんな部分に平等なんていらない。不利で上等ですよ!交通費、自己負担は当たり前っしょ!


そんな簡単な気持ちでこの世界に飛び込んでいないし、生半可な気持ちで麻雀に人生をかけてきたわけじゃない。



自分が頑張って、後輩に道を作りたいって本気で思ってるし、遠くたって呼んでもらえるようなそんな存在の麻雀プロで在りたいって思ってますから。



それは絶対に浜上も同じ気持ちだって思ってる。


同い年でライバル意識もあるけど、彼が九州で頑張ってるからこそ自分も頑張れる!



同世代の地方の選手、中部なら森下やカンスケや三戸さん、北陸なら木戸君や本田君、関西はゆかりちゃん、北関東の大川さん、河井さん、みんな同じ気持ちでリーグ戦に向かってるはずですよ!



それもみんな先輩たちのおかげなのです。



だから連盟ってすごいんだよね。今までに在籍されていた先輩たちの道を、後輩たちがしっかりと歩み続けてるんだから。




って感じかな。


なんだか勢いで一気に書いちゃいました。へんな文章でスミマセンです。。。


長くなっちゃったから、続きはまた今度。



んじゃ寝ますね~。望月でした!