切っ先を研ぐ日記 -5ページ目

「水星の逆行」とは

体罰についてふと想う その1

教師の体罰が騒がれ、必要性が方々で議論される。虐待とか愛のムチとか言われる。我が身を思い返してみると、そういうことは世間で話題にはならなかった。それを当たり前だとする時代だったのだろう。

小学生のころひっぱたかれた記憶がある。5人で教室の掃除をサボって野球をしていた。先生はプールでコーチをしていたので気が緩んでいたが、花瓶を割ってしまったのだ。
勇気を出して先生に報告すると「教室で待っとけ」と言う。既に覚悟していたが5人揃ってひっぱたかれた。だが特に説教も無かった。そのあとどうやって帰ったか忘れたが、5人とも「仕方ないな」という気分だった。
この先生とはこんな感じだったから、ビンタ喰らって騒ぐやつはクラスにはいなかった。

その2年後に興味深いことが起きる。2つ下の妹が同じ先生に当たったのだが、著しく精神を病んでしまったのだ。正確には常に恐怖していたのだ。
いったいどういうことかと思ったが、先生と生徒の信頼関係が自分等の時と違っていたのではないだろうか。それ故先生の体罰も多少エスカレートしていたのかも知れないが、体罰そのものではなく、それをちらつかせてくるのが恐怖を生んでいたというのもあるようだ。

こうなると両者の感情はすれ違い、体罰と恐怖や憎悪が前面に出てきて議論の的となる。

じゃがいもの発進