新システムについて、さらに考えてみた。


やはり「アンダーメンバー」は16人いないとたぶん成立しない。

これにより、それぞれの公演について

「チームレギュラー 16人」-「アンダー 16人」-「研究生 16人?」

という体制が確立し、これなら「目撃者」も「RESET!]も公演できる、ということだろう。


別の言い方をすれば、

「いまの研究生公演を、A・Kのセットリストでもやります。

 出られるときはA・Kの正規メンバーも出ます。

 その代わり料金も、通常公演料金です」

という話。見ようによっては、研究生公演の実質値上げともいえる。


この案の良くできているところは、「運営側にとって労少なく益多い」というところだ。

廊下の写真を掛け替える以外の手間はかからず(笑)、1公演あたり25万円の増収。

しんどいのはアンダーメンバーだけ。


とはいえ、研究生にとっては昇格の道筋が見えやすくなり、

正規メンバーにとっては公演出演の機会が増えると同時に

「レギュラー」と「アンダー」の入れ替えの緊張感が保たれる。

そして運営は増収(笑)。いいことずくめだ。

おそらくはものすごい負担がかかることになる「アンダーメンバー」の待遇を

ちゃんとしてあげることにこの増収分が使われるなら、何の不満もない。

私は賛成する。

前のエントリをアップして寝たら、その直後に公式ブログに「今後の方針」が掲載された。


>「AKB48劇場」の基本となる「チーム」の公演をほとんど行う事が出来ておりません。


>この現状を改善するには、「チーム」の再編成をするしかないという事で、この度


>現在所属する研究生も含めた72名の中から各チーム16名の「レギュラーメンバー」を選出して、

>今後の劇場公演を行っていくことに致しました。


>レギュラーチームに入れなかったメンバーは「アンダーメンバー」研究生はそのまま「研究生」として、

>今後レギュラーメンバー入りを目指して日々精進していく事になります。


分かりにくいんだけど、


・チームA・K・B(各16人)レギュラーメンバー 48人

・アンダーメンバー(正規メンバー) 現状8人(研究生からさらに昇格?)

・研究生(いまは16人)


という体制にするということのようだ。


実際には「超選抜」メンバーなんかは「名ばかりレギュラー」ということになってしまうんだろうけど、

まあとりあえず、何人かは確かにいる「ほとんど劇場外の仕事がない正規メンバー」を

「各チーム共通のリザーブ」にするという発想ですね。

ホントは「アンダー」じゃなくて、48人の上に「棚上げ組」を作ればもっといいんだろうけど、

いろんな大人の事情がありそうだしなぁ。


ホントに機能するかどうかは今後を見ないと分からないけど、一つ言えることは、

このシステムは「アンダーメンバー」が8人では成立しないということ。

それでは現状と全く同じなので(チームに所属しない正規メンが8人いる、という意味で)

ここの人数を増やすことで成り立つシステムなのだ。

ここを増やすということは、研究生をどんどん昇格させるしかないわけで、

悪名高い「研究生セレクション」も、意味合いが若干変わってくる。

「欠員が出ないと上がれない」という状況ではなくなるわけだ。

市川美織さんとか、すぐ上がるんだろうなぁ。

ただ、アンダーに落ちるタイミングで自ら「卒業」の道を選ぶメンバーもいそう。

このあたり、正規メンに昇格後にも緊張を強いるシステムであることは、いいことかもしれない。


まあはっきりいって、チーム替えなんかとは違ってこれはすぐにでも実行できそうなのだが。

人選の目星も付いているだろうし。

とはいえ、実際には、3月のコンサートあたりでレギュラーメンバー発表、

4月から新システムという流れになるのだろう。

某有名ブログに僭越ながらコメントを書かせてもらったので、自分のブログにも同じ趣旨のことを書きます。


1月の劇場公演は、Kが2回にBが3回。Aに至ってはついにゼロという事態になった。
もうこれは、「劇場公演が原点」というAKBのコンセプトからすると、危機的状況と言わざるを得ない。
「チームA公演が開けない原因は、あまりにも忙しい「超選抜」メンバーがここに集中しているから。
 それ以外のメンバーにとっては、巻き添えを食う形で公演に出られない。
 劇場以外の仕事がそれほどないメンバーに、劇場の舞台に立てる機会を作るためにはどうしたらいいのか」
というテーマで、コメント欄も含め、いろんな人がいろんな提案をしている。


私もこの「危機的状況」という認識には全く同意する。
「これだけブレイクしたのだから、もう劇場公演はいいじゃん」という声もあるようだが、
それをしてしまうと、ブームが去ったのちは凋落の一途となるだろう。
もちろん今のような状況がそんなにずっと続くわけもないが、その後にメンバーそれぞれが自分の夢に向かって
歩いていくためには、地に足を着けた活動を捨ててはいけないのだと思う。


ただ、解決策を考える上で、見落としてはならない点がある。
今や「劇場公演どころではないほど、外の仕事で忙しい」のは、「超選抜」に限ったことではないという点だ。


今から3年前、桜の花びらたち2008がリリースされる前。まだレーベルはデフスターだ。
テレビではAKBINGO!の前身番組「1じ59ふん」が始まったばかり。CSの「ネ申」もまだ。
とはいえ、一部のメンバーがそろそろ忙しくなり始めたころだ。
あっちゃんの「栞と紙魚子」とかたかみなの「斉藤さん」への出演がちょうどこの時期。
実はこのころからすでに忙しいメンバーの劇場公演問題は出ていた。
だが、このころの「超選抜」の仕事量って、よく考えてみたら、
いまや中堅クラスのメンバーがやってることと大差はない。
握手会にグラビア、ユニット活動、さらにテレビ出演…少なくとも総選挙でランクインしたクラスのメンバーは、
あのころのあっちゃんやたかみなくらいの、下手をしたらそれ以上の仕事量になっているはずなのだ。
もちろん現在の“超選抜”はさらにそれを遥かに凌ぐようなことになっていて、
文字通り寝る暇もない忙しさなのだろう…
(とけさ書いたら、案の定きょうの握手会でともちんとあっちゃんが体調不良)

どんどん増える冠番組も、当初は常連だった「推され組」が忙しくなりすぎて出られなくなり、
結果的に中堅以下のメンバーの出演機会が増えている。
つまり、「公演がなくて暇で仕方がない干されメンバー」というのは、印象に反して、実はそれほどいないのだ。


だからといって、「公演は研究生とSDNばかり」という現状がいいはずはない。
さりとて、昔のように「各チームが週2回程度ずつは公演をする」という状況に戻すことは、
今の体制を前提にすると物理的に不可能だ。
去年あれだけ時間をかけてやっと成立させた新チームだが、
そもそもこの構想が発表された一昨年夏と今では、AKBを取り巻く状況が想像以上に激変してしまったのだ。


そうやって分析していくと、事態打開の手段は、あまりない。
私が唯一の手段かなと思っているのは、「現在の研究生の全員昇格による、メンバーの大幅増員」だ。
筋でいえば劇場外の仕事が忙しくなったメンバーにはご卒業いただくというのが正論なのだと思うが、
「大人の事情」でそんなことできっこない。
でも、事実上これらのメンバーを棚上げしてでもチームAやチームK公演ができるだけの体制を作るには、
研究生を大量昇格させて、メンバーを増やすしかない。
それはあまりにむちゃくちゃな話だとは思う。「公演のクオリティが保てない」という声もあるだろう。
だがしかし、幸か不幸か忙しすぎる選抜メンバーたちは、現状では
「劇場公演のクオリティを保つ」要員にはなりえないと思う。


無理筋なのはわかっている。それがAKBにとっていいことなのかどうなのかも、自信がない。

だが、ここまでのことをしないと「毎日劇場公演やってます」といえない状態になってしまったのが

今のAKBのおかれている状況なのだと思う。