某有名ブログに僭越ながらコメントを書かせてもらったので、自分のブログにも同じ趣旨のことを書きます。
1月の劇場公演は、Kが2回にBが3回。Aに至ってはついにゼロという事態になった。
もうこれは、「劇場公演が原点」というAKBのコンセプトからすると、危機的状況と言わざるを得ない。
「チームA公演が開けない原因は、あまりにも忙しい「超選抜」メンバーがここに集中しているから。
それ以外のメンバーにとっては、巻き添えを食う形で公演に出られない。
劇場以外の仕事がそれほどないメンバーに、劇場の舞台に立てる機会を作るためにはどうしたらいいのか」
というテーマで、コメント欄も含め、いろんな人がいろんな提案をしている。
私もこの「危機的状況」という認識には全く同意する。
「これだけブレイクしたのだから、もう劇場公演はいいじゃん」という声もあるようだが、
それをしてしまうと、ブームが去ったのちは凋落の一途となるだろう。
もちろん今のような状況がそんなにずっと続くわけもないが、その後にメンバーそれぞれが自分の夢に向かって
歩いていくためには、地に足を着けた活動を捨ててはいけないのだと思う。
ただ、解決策を考える上で、見落としてはならない点がある。
今や「劇場公演どころではないほど、外の仕事で忙しい」のは、「超選抜」に限ったことではないという点だ。
今から3年前、桜の花びらたち2008がリリースされる前。まだレーベルはデフスターだ。
テレビではAKBINGO!の前身番組「1じ59ふん」が始まったばかり。CSの「ネ申」もまだ。
とはいえ、一部のメンバーがそろそろ忙しくなり始めたころだ。
あっちゃんの「栞と紙魚子」とかたかみなの「斉藤さん」への出演がちょうどこの時期。
実はこのころからすでに忙しいメンバーの劇場公演問題は出ていた。
だが、このころの「超選抜」の仕事量って、よく考えてみたら、
いまや中堅クラスのメンバーがやってることと大差はない。
握手会にグラビア、ユニット活動、さらにテレビ出演…少なくとも総選挙でランクインしたクラスのメンバーは、
あのころのあっちゃんやたかみなくらいの、下手をしたらそれ以上の仕事量になっているはずなのだ。
もちろん現在の“超選抜”はさらにそれを遥かに凌ぐようなことになっていて、
文字通り寝る暇もない忙しさなのだろう…
(とけさ書いたら、案の定きょうの握手会でともちんとあっちゃんが体調不良)
どんどん増える冠番組も、当初は常連だった「推され組」が忙しくなりすぎて出られなくなり、
結果的に中堅以下のメンバーの出演機会が増えている。
つまり、「公演がなくて暇で仕方がない干されメンバー」というのは、印象に反して、実はそれほどいないのだ。
だからといって、「公演は研究生とSDNばかり」という現状がいいはずはない。
さりとて、昔のように「各チームが週2回程度ずつは公演をする」という状況に戻すことは、
今の体制を前提にすると物理的に不可能だ。
去年あれだけ時間をかけてやっと成立させた新チームだが、
そもそもこの構想が発表された一昨年夏と今では、AKBを取り巻く状況が想像以上に激変してしまったのだ。
そうやって分析していくと、事態打開の手段は、あまりない。
私が唯一の手段かなと思っているのは、「現在の研究生の全員昇格による、メンバーの大幅増員」だ。
筋でいえば劇場外の仕事が忙しくなったメンバーにはご卒業いただくというのが正論なのだと思うが、
「大人の事情」でそんなことできっこない。
でも、事実上これらのメンバーを棚上げしてでもチームAやチームK公演ができるだけの体制を作るには、
研究生を大量昇格させて、メンバーを増やすしかない。
それはあまりにむちゃくちゃな話だとは思う。「公演のクオリティが保てない」という声もあるだろう。
だがしかし、幸か不幸か忙しすぎる選抜メンバーたちは、現状では
「劇場公演のクオリティを保つ」要員にはなりえないと思う。
無理筋なのはわかっている。それがAKBにとっていいことなのかどうなのかも、自信がない。
だが、ここまでのことをしないと「毎日劇場公演やってます」といえない状態になってしまったのが
今のAKBのおかれている状況なのだと思う。