世の中の大方の人々が忘れてしまったかもしれない
「天才」ローラの思い出を書いておこう
以下転載
ニーロのポピュラー・ミュージシャンへの影響はジョニ・ミッチェル[30]、キャロル・キング[31]、トーリ・エイモス[31]、パティ・スミス、ケイト・ブッシュ、ディアマンダ・ガラス(英語版)、ベット・ミドラー[32]、リッキー・リー・ジョーンズ[32]、エルトン・ジョン[31]、ジャクソン・ブラウン[31]、アリス・クーパー[32]、エルヴィス・コステロ[32]、シンディ・ローパー[32]、トッド・ラングレン[32]、スティーリー・ダン[32]、サラ・クラックネル(英語版)、メリサ・マンチェスター、リサ・ゲルマーノ、ロザンナ・キャッシュ(英語版)などのアーティストによっても認められている。
トッド・ラングレンはニーロの『イーライと13番目の懺悔』を聴いてから「ザ・フーのような曲を書くのをやめて、ローラのような曲を描き始めた」と述べている[33]。
シンディ・ローパーはグラミー賞にノミネートされた2003年のカバーアルバム『アット・ラスト(英語版)』に収録した「ウォーク・オン・バイ」の自身の解釈はローラにインスパイアされたことを認めている[34]。
エルトン・ジョンとエルヴィス・コステロはコステロのインタビュー番組『スペクタクル(英語版)」のプレミア回で、二人に対するニーロの影響について語り合った。番組ホストからほとんど無視されてきた偉大なパフォーマー/ソングライターを3人あげるとしたら誰かと尋ねられた時にその中の一人としてニーロの名前をあげた。エルトン・ジョンはアルバム『エルトン・ジョン3』に収録した1970年の曲「布教本部を焼き落とせ(英語版)」に対するニーロの影響についても語っている。「私は彼女を偶像化した」と結論づけている。「魂、情熱、そして彼女のリズムとメロディの変化の仕方はそれまでに聞いたことのない大胆さだった。」[35]
私は、1970年ころ 「魂の叫び」を手にし、東京を去るときそのLPを持ち帰った。
彼女の作品群の中でも、このアルバムは彼女のオリジナルではない曲が収録されている。
天才がうたうとこうなるという見本のような作品群だ