語りつくせない悪夢 | 卍老人残日録

卍老人残日録

-真剣道継承未完- 

妙に明るい、たとえばピンクがかった空気の中で繰り広げられる、悪夢を見ながら未明に目が覚めた。

 

私を知る人ならその悪夢の中身を述べると、個人が特定されてしまうので、語らない。

 

それは、私の潜在意識の表れだろうか、過去の因縁の思い出しだろうか、並行世界に起きていることなのだろうか。

 

確かなことは、預かり物のこの心身が、おのずから悲鳴を上げていることぐらいだろう。

 

やがて来る覚醒を前に「夢に溺れている」状態かもしれない

そういった、落語の夢落ちのような、私には昔から物事をむつかしく考える習性があり、何の役にも立たないことにとりつかれる(笑)

時速100㎞の電車の中でハエが前方に50kmで飛んだとしてハエの速度はいくらか?と友人に本気で質問した大学生のころを思い出す。

 

彼は笑ってそれは50㎞だよと言った

世の中の常識とはそういうもんなんだと思い知った。

 

悪夢といえば、私の認知しているはずのこの世界は、ユーチューブの宣伝に お手軽にあの食材をチンするだけ

 

などという罰当たりなことをいまだにやっている

電子レンジの誕生は兵器でナチスがロシア兵を病気にするために開発されたものであり、使い方により大変危険であると25年ほど申し上げている。

 

唯一チンしてよいのは「磁性鍋」使用の方法だけだ

 

 

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ところで、何事もおろそかにしてはいけないという付属の感想を述べる。尾籠な話なので紳士淑女は立ち去ってください。

 

昨日歯を磨いていると突然便意を催した、歯ブラシを持ったままトイレで座った、するとダーリンのおかげで正しいものを食べている私は、通常するすると終わるものが、出ませんけん(笑)

もちろん歯磨きも進まない。両方アウトで、こりゃあアキマセン

私は歯ブラシを左手に持ち替え持っているのを忘れることにした。あら不思議、いつも通りならずより快調に儀式は終わった。

後が大変、手を洗う段になりどうしたものか、歯ブラシが思いのほか邪魔になった。

 

今日は今日で 西条丹原 オーガニックカフェ やぎっちの年初開店日。ばたばたと裏方が働く、一息ついたと思ったか台所が賄いの膳を出してくる、ダーリンと即席のテーブルで食べ始めるとまたお客様来店、しかも大勢がやってきた、膳が邪魔になるから、別室に放り込む、ひと段落して冷えた味噌汁を飲み始めるとまた来客、最後まで食べたが、せっかく厨房のマダム織田が仕込み腕を振るったご飯が「何を食べたかわからない」始末となった

ご飯を食べることはいのちをいただくことだ そういう生き方をダーリンと50年過ごしてきたが、お魚も荒く食べてしまい、マダムに申し訳ないと謝った。

 

食べることはいのちである。そういいうスローガンのこの店

「オーガニックカフェ やぎっち」で そんなことが起きてしまった。食べることを作業にしてはならない!

 

ただ、うれしいこともあった

昨日洗濯を取り込んでいると、裏の畑にご婦人が農作業をしていたのでご挨拶をした。

婦人は畑の中を近寄ってきてくださり軽い会話を交わした、松山から移住してきた老夫婦で、やぎっちで働いている、明日は初商いです。

 

すると、狭い地域だからその方は「オーガニック珈琲」の人が来たと誰かが言っていたので知っているとのお返事

友達と行きますねとあたたかいお言葉をいただいた上にその畑の大根までくれた。

 

そして今朝、そのお言葉通り友人とご来店、用意したモーニングを食べてくれた。

昨日から手間をかけて用意していたパン(ヨモギパンとアールグレイパン)がお気に召したのか売ってくれというお言葉にダーリンは昨日の大根のお返しです、こういう交流が楽しいですねと差し上げていた。

 

いや、話が長くなって失礼した。おやすみなさい