目黒区青少年プラザ 社会教育講座
「青プラ ファッション革命!!」
えー先日発表したこの講座についてですが、
「具体的にどんな内容なのか?」
という、肝心な部分をお話ししていなかったので、
お伝えしたいと思います。
(じっさいは、お問い合わせをいただいて
「あ、たしかに(^^;」と気付いたんですけども。笑)
まず、僕がこのお話しをいただいた時点から、
青少年プラザさんのほうで、
いくつかすでに決まっていたことがありました。
ひとつは、対象としては中高生が中心であること。
(これは先日お伝えしたとおり、すでに年齢制限はないのですが)
もうひとつは、各回約2時間、
全5回(5週)にわたる講座であること。
そして全5回の講座のうち、
最終回にはファッションショーをやるということ。
またすでに、その会場も押さえてあるということも。
(ちなみに、会場の中目黒GTホールには僕も一度、
下見に行かせていただきましたが、
「え、こんなとこでやっていいの?(^^;」というくらい、
立派な施設でした。)
以上の条件から、「いわゆる講座」っぽく、
講師である僕がひとりで毎回しゃべったりするには、
ちと長すぎる。
かといって洋裁の経験なんてあるはずもない中高生に対して、
ミシンを持ち込んで、いちから洋服をつくらせるなんてことも、
現実的に不可能。
というよりむしろ、
そんなことにはほとんど意味がないと思いました。
なぜかというと、とかく若い人ほど、
「ファッション=デザインor洋裁(ものづくり)」
と思いがちです。
でも、じっさいの仕事として考えたときというのは、
そんなカッコよさげな作業というのは、
全体のほ~~~~~んの、一部分にしか過ぎないわけです。
なによりも大前提として、
この「モノで溢れかえった現実社会」というのがあります。
そのなかでは、人それぞれに対するファッションが持つ意味や、
ものをつくるという行為自体に変化が起こっているんだということを、
まずはなによりも理解している必要があります。
うーんでも、待てよ?と。
いまでこそ、じっさいに仕事としてやっている自分には、
こういうことが肌感覚で理解できます。
でもそんなあたりまえのことですら、
教えてくれる場は皆無といってもいいでしょう。
じじつ僕も、学校でそんなことを教わった覚えはありません。
じゃあどこで教わったのかといわれても、
じっさいに自分で動いて考えてを繰り返しながら、
徐々に体得していったとしか、いいようがないのですが…(^^;
なんにしてもそういう、
本当に大切でリアルな部分を伝えられるだけでも、
ほかにはない価値のある講義になるんじゃないかと思いました。
でもそれにしたって、時間はあまりにも限られています。
なのでそういう講義っぽいことはせいぜい初日くらいにして、
あとは思いっきり、
楽しんでもらえるような時間にしたいと思っています。
「ファッションを通して、自分をつくる!」
これが最終回のファッションショーに向けての、
大きなテーマです。
-後編に続く-
講座の応募方法は、目黒区のHPをご覧ください。
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