正しい休養のとり方~アクティブレストとパッシブレスト | 創造と破壊のパラドックス~ストレスのない生き方研究

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30代で無職、借金200万、うつ病、過食症という地獄から抜け出した筆者の手記
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「疲れたら休む」これは体調管理の鉄則である。
 
なにかにつけて無理をするのが美徳と洗脳されている節のある現代社会ではあるが、どこかで洗脳を抜け出して基本に忠実になることが泥沼から抜け出す第一歩になるのだ。
 
今日はその中でも「休養の種類」について説明しよう。
 

 

アクティブレストとは


 
休養には2種類ある。
積極的休養(アクティブレスト)と消極的休養(パッシブレスト)である。
このように表現すると難しく感じられるかもしれないが、要は気晴らしをするかゆっくり休むかの違いだ。
 
アクティブレストの神髄は、あえて体を動かして血流を良くすることで疲労を体外に出すことにある。
風邪を引いたときに汗をかいたり、筋肉痛になったときにあえて少し動いたりした方が治りが早かったりしたことはないだろうか?
体調が悪い時に「あえて」動くということはかえって疲労対策によいことも多いのだ。
 
では具体的にどういう休息をとればいいのかであるが、このブログの趣旨に基づけば「自分が楽しいと思うことで身体を動かすこと」をすればよい。
 
私の実践例を挙げるならば、半身浴やストレッチ、筋トレやサイクリングを行うことが多い。
あくまでヒントは「血流を良くする」である。
 
同じ運動でもさらに効果を上げるツールがあればなお良い。

 
半身浴のやり方だが、ぬるめのお湯に30分~1時間程度浸かるのが基本だ。
半身というと腰までとイメージするかもしれないが、心臓の位置よりお湯が少なければOKだ。
 
ちなみにスポーツばかりがアクティブレストではない。
旅行やドライブなども広い意味でアクティブレストといえるので、ぜひ取り入れてもらいたい。

 

 

 

 

 

 

アクティブレストの注意点


 
疲れている時に体を動かすのはどんな場合でも効果的なわけでは当然ない。
近年話題になっている「新型うつ病」はこの間違ったやり方が原因という声もある。
新型うつ病の特長の一つは「好きなことをやっているときは症状がでない」というものだ。
 
さてそれはどういうメカニズムであろうか。
 
例えば仕事のストレスでクタクタになり、身体的疲労が激しいのに旅行などのアクティブレストで気晴らしをしようとするため、その間は気分がいいのだが終わって仕事になると旅行の疲労まで蓄積されてますますうつの症状が悪化するという本末転倒が散見されるというのだ。

あくまで1例だが、このような罠には気をつけなければならない。
 
気晴らしだけがストレス発散ではない。
疲れているときは身体を休めることも重要なのだ。

 

 

 

 

 

 

パッシブレストとは


 
アクティブレストに比べて、あまりパッシブレストという表現は聞かないのだがまあ上記したようにゆっくり休むことである。
頭と身体をゆっくり休め、次の仕事に備えるのだ。
普段睡眠時間があまりとれていない人や睡眠が浅い人は休みの日にたっぷり寝るのも一つの手だ。
 
ベッドでごろごろするのも良いし、映画や本を見るのも良し、森林浴などもいいかもしれない。
頭を休めるという意味では瞑想やアロマテラピーもいいだろう。
 
良質なアロマオイルは人間の本来の波長に戻してくれる作用があり、オススメだ。

 

 

最後に


 
心身のストレスを完全消滅させる方法に正解はない。
この世界のすべてはバランスで成り立っている。
アクティブ・パッシブ両方のバランスをうまくとって疲労とうまく付き合えるようになると人生を変えることができるだろう。
疲労のない人生は決して夢物語ではない。
正しい知識を持って実践すれば、必ず掴めるようになるのだ。

 

 

 

 

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