なぜ我が家は日能研を選んだのか 〜「中学受験をする」と決める前に始まった伴走〜
「どうして日能研に通うことになったのですか?」
そんなことを聞かれる機会が少しずつ増えてきました。
今回は、我が家が日能研に通うことになった経緯を、伴走者である父親の視点で振り返ってみたいと思います。
中学受験を決めていたわけではありませんでした
実は、最初から「絶対に中学受験をする」と決めていたわけではありませんでした。
長女は小さい頃から公文や水泳、体操、ピアノなど、さまざまなことに挑戦してきました。
その中で私たちが一番大切にしていたのは、「勉強が好き」という気持ちを失わないことでした。
成績や偏差値よりも、「知ることって面白い」「できるようになるってうれしい」と思える環境を整えたい。その思いは今も変わりません。
きっかけは「一度見てみよう」でした
そんな中で、中学受験という世界を少し知ってみようと思い、日能研の全国テストを受けてみることにしました。
結果がどうこうというよりも、
「どんな子たちが通っているのだろう。」
「娘はどんな反応をするのだろう。」
そんな気持ちの方が大きかったように思います。
実際に教室へ足を運ぶと、娘は意外にも楽しそう。
難しい問題にも前向きに取り組み、「また行きたい。」という言葉が返ってきました。
親の想像以上に、本人がその環境を気に入っていたのです。
「この子なら続けられるかもしれない」
日能研を選んだ決め手は、難関校への実績等ではありませんでした。
娘自身が「楽しい」と感じていたこと。
これが何より大きかったです。
我が家では、公文を嫌がる日もあります。
宿題から逃げたくなる日もあります。
それでも日能研だけは、「今日は塾の日だ!」と前向きに準備をする姿が見られます。
だからこそ私は、「今は結果よりも、この気持ちを大切にしたい」と思っています。
忘れられないNフレンズでの出来事
日能研に通い始めてから、特に印象に残っている出来事があります。
それが、Nフレンズでした。
現役の中学生に直接質問できる機会があり、娘は自分から積極的に質問をしていました。
「勉強に集中できないときはどうしていますか。」
「小学校3年生のうちにやっておいた方がいいことはありますか。」
そんな質問を自分の言葉で投げかけ、真剣にメモを取る姿を見て、親の私の方が驚きました。
帰宅後は、それまでより少しだけ前向きに机へ向かう姿も見られるようになりました。
受験は、教材だけで進むものではありません。
「あんなお姉さんになりたい。」
そんな憧れが、子どもを大きく成長させてくれるのだと思います。
我が家は「勝負の夏」ではありません
中学受験では、「勝負の夏」という言葉をよく耳にします。
でも、我が家の小学校3年生の夏は違います。
友達と遊ぶ日もあります。
妹や弟と長い時間ごっこ遊びをする日もあります。
庭でプールをしたり、本を読んだり、学習漫画に夢中になったり。
そんな時間も、この時期だからこそ大切にしたいと思っています。
受験は短距離走ではなく、長距離走。
私は学生時代に長距離競技を続けていました。
スタート直後に飛ばしすぎても、最後まで走り切ることはできません。
大切なのは、自分のペースで集団の中を走り続けること。
そして、勝負どころまで力を残しておくことです。
親である私の役割は、手を引き、前を走ることでも、後ろから押すことでもないと思います。
子どもの少し横を走る「伴走者」であり続けることだと思っています。
おわりに
振り返ると、日能研に通うことになった一番の理由は、「難関校を目指すため」ではありませんでした。
娘が楽しそうに学んでいたから。
その笑顔を見て、「この環境なら親子で長く走っていけるかもしれない」と思えたからです。
これからも、順位や偏差値に一喜一憂しすぎることなく、「勉強が嫌いにならないこと」を一番大切にしながら、2030年の春まで伴走を続けていきたいと思っています。
