「葬式は、要らない」 島田裕巳/著 より


日本で最初に葬式無用論を唱えたのは、自由民権運動家の

中江兆民らしい。


彼は1901年に咽頭癌の宣告を受け、「おれには葬式など

不要だ!死んだらすぐ火葬場に送って荼毘にしろ」と言った。


実際、葬式は行われず遺体は当時としては珍しく解剖され、

墓地も立てられなかった。


ただ残された者たちは、彼の死を悼んで親友の板垣退助、

大石正巳たちが青山斎場で宗教的なものを一切排除した

『告別式』を開いた。


今日一般化している告別式の始まりだとされる。


葬式を望まなかった兆民が、告別式の生みの親になるとは

皮肉な話だ。


                        -もう少しつづくー


【今日の万葉集】

あき    み   しの    いも う                  さ

秋さらば 見つつ偲へと 妹が植ゑし やどのなでしこ 咲きにけるかも

                     大伴家持

<一首の意>

秋になったら 見て私を偲んでくださいと 妻が植えた庭の

なでしこの花が咲いたよ


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「葬式は、要らない」 島田裕巳/著 より


人が亡くなった後の手続きは、


1.医者に死亡診断書を書いて貰う

     ↓

2.役所へ死亡診断書を提出

     ↓

3.役所から火葬許可証(埋葬許可証)を渡される

     ↓

・・・・・その後は法律で決まっていないが、


遺体の処理は、「墓地、埋葬等に関する法律」で以下のように

決められている。


ア.死亡後あるいは死産後、24時間経なければ火葬も、埋葬も行っては

  ならない。

イ.火葬は火葬場以外で行ってはならない。

ウ.埋葬は墓地以外で行ってはならない。


葬式については何ら定められてはいない。


また散骨については、埋葬は墓地以外は駄目だと言っているから

"埋葬"でなければ、散骨はいいということになる。


法務省刑事局の見解はこうだ。

「遺骨の損壊、遺棄を禁じる刑法190条の規定は、社会風俗としての

宗教的感情などを保護する目的だから、葬送のための祭祀で節度

を持って行われる限り問題はない」としている。


                                    -つづくー


【今日の万葉集】

いのち を   なみ ぬ   いらご     しま   たまもか  は

うつせみの 命を惜しみ 波に濡れ 伊良虞の  島の 玉藻刈り食む

                         麻続王

<一首の意>

この世のはかない命惜しさに 波に濡れながら伊良虞(いらご)の
島の玉藻を刈って食べているのです


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葬式仏教の話は、あす以降にして・・・

「もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジャー』を読んだら」を読んだ。

(読んだらを読んだは、マが抜けてますが・・)


バカ売れらしいが、内容は騒ぐほどのものではないと思い地元の図書館で予約して

いたが、すでに予約が100人を超えてなかなか回ってこない。


で、やむなく買って読んだ。


内容は学生が読むにはいいのかな・・って感じ。


ストーリーも安っぽくドfラッカーの主張する一部を引用しストーリーを

かぶせた感が否めない。


高校生以下の学生向けに、企業の存在の意義、組織論の入門としては

いいだろう。


でも涙もろい私は、夕紀ちゃんが死んでしまうところでは大粒の涙を落して

しまいました。

うッ うッ(T_T)


でも買わずに順番を待ってればよかった!

うッ(T_T)


【今日の万葉集】

あさねがみ われ けづ          きみ たまくら  ふ

朝寝髪 我は梳らじ うるはしき 君が手枕 触れてしものを

                        作者不詳

<一首の意>

朝の寝乱れ髪を私は櫛で梳いたりいたしません
いとしいあなたの手枕が触れた髪ですもの


※この情感あふれた感性がいいですね♪

  う~ん 言われてみたい。


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