「葬式は、要らない」 島田裕巳/著 より
葬式仏教の原点としての浄土教・・
(仏教と死の世界との結びつき)
浄土教信仰では、人が死後に生まれ変わる「浄土」の存在が
強調された。
日本の浄土信仰確立の上で、決定的な役割を果たしたのが
恵心僧都源信(えしんそうずげんしん)であった。
源信は、平安時代中期の天台宗の僧侶で、彼の師匠である
慈慧大師良源(じけいだいしりょうげん)が死の病に冒された
ときに「往生要集」を著した。
この書物は極楽浄土へ往生するための方法を示した、
いわば”死のマニュアル”であった。
「往生要集」の中で、地獄のさまを詳細に描写し恐ろしい世界を
強調し、是が非でも極楽浄土へ往生したい気持ちを植え付けた。
さらに、源心は「往生要集」のなかの「臨終行儀」という項目で
いかにして死に臨んだらいいのかを、具体的な方法で記した。
源心は『源氏物語』に登場する「横川の僧都」のモデルとされる。
源心が開拓した死への実践は、平安貴族の世界に大きな影響を
与えた。
-やっぱり つづくー
【今日の万葉集】
あきかぜ すず うまな の ゆ はぎ はなみ
秋風は 涼しくなりぬ馬並めて いざ野に行かな 萩の花見に
作者不詳
<一首の意>
| 秋の風は涼しくなった 馬を並べて さあ 野原に行こうよ 萩の花を見に |
もすぐ9月の連休♪ 連休♪
MY HP・・・http://www.4693.jp