大学生の主人公が、兄の代わりにハイヤーのドライバーをすることになるところから物語は始まります。ドライバーとして向かった先に待っていたのは二人の美女。この二人が実はヴァンパイアで、主人公はヴァンパイア同士の、そして人間とヴァンパイアの抗争に巻き込まれていくお話。
指示された行先に嫌々ながら送り届けざるを得ない主人公。行く先々で惨劇が起こり、という展開は「コラテラル」に似てるかな?トム・クルーズが珍しく悪役やってるやつね。
ヴァンパイアで無茶苦茶する二人組美女なんだけど、そこまで残虐グロ描写はありません。全体的に映像がビビッドで鮮やかでオシャレ。二人組ヴァンパイアのうちの一人と主人公のロマンスもあったりして、マイルドに楽しめます。
抗争に巻き込まれ恐怖し、とまどい、狼狽する主人公が時折見せる能天気さが、陰惨になりそうな物語をポップなものにしています。
深い感慨を得たり、心底の恐怖を味わうような映画ではありませんが、おしゃれな映像でPOPに楽しむ佳作になっていると思います。
