50代の男女が三十年ぶりにフェイスブックで再会しDMのやり取りをする、いわゆる往復書簡形式で進行する物語。サクサク読めます。
思い出話の裏側で何を隠そうとしているのか、何を暴こうとしているのか気になってページを繰る手が止まりません。
どんでん返しと言うには大味にすぎるという意見もあるようですが、個人的には十分楽しめました。焦点を当てる場所によって見え方が変わる「ルビンの壺」。周囲がそれを形造ったったのか、それの形が周囲を巻き込んだのか。さてどうなんでしょう。
読書慣れしてるひとなら90分もあれば読了できる小説です。ちょっとした空き時間に読んでみてはいかがでしょう。
