これはちょっと厳しいです。
どうも個人的に笑いのツボから外れている感じです。
石原さとみさんは相変わらず美しいですし、脇を固めるメンバーも申し分なしです。まあ、石原さとみさんに関しては「また、こんなキャラかぁ。」という気がしないでもないですが。(彼女はもう少し石原さとみっぽさを抑えた役のほうが生きると思うんです。)
演出は独特で特徴がありました。キャラクターの上に顔を映し出して本音を喋らせるとか、「諦観」という文字を画面上に映し出すとか。ただ、本音を言う顔はなんとなく不気味ですし「諦観」は少ししつこく感じてしまいます。でもああいう仕掛けはハマれば面白くなるかもしれませんね。
で、物語なんですが、どうも失敗のレベルが低い上にそのリカバリーも予想の範囲内過ぎて意外性がないんですよね。あーそうなるわなぁって感じで。それを強引に解決しても大して面白くないんですよね。
破天荒なオーナーの破天荒な行動を、スタッフがリカバリーすることでなぜか上手くいってしまう、という風にしたいのでしょうが、第一話ではあまり成功していませんでした。
笑わせるシーンも個人的には滑っているように感じました。ずっと真顔で見てた気がします。唯一笑ったのは岸部一徳さん演じる人物が本音をそのまま口にし続けるシーンでした。せっかく周囲に聞こえない本音を視聴者が見られる仕掛けをしたのですから、それをうまく使ってほしいですね。
破天荒に見えて本質は外していないワガママオーナーという石原さとみさんの女優としてのパブリックイメージまるまるそのまま、という配役が吉と出るか凶と出るか。第一話はもう一つでしたがポテンシャルはあるんじゃないかなあ、というのが初回を見た偽らざる気持ちです。第2回以降に一応期待しておきますか。
