前回一つの山場である、一輝(高橋一生)と山田さん(戸田恵子)との親子の物語も無事収まるところに収まって、第1回から起きてきた様々なエピソードが一旦全て解決した状態で始まった今回。
前半は正直間延び感がありました。山田さんのうるさいぐらいの水元先生(榮倉奈々)推しに少しイラッとしてしまうぐらいに。
しかし中盤から一気に加速します。
一輝の水元先生への告白。
「僕はあなたのことを…面白いと思います。」
これ結構失礼な言い回しですよね(笑)
もちろん失礼な意味合いで言った言葉ではなく、一輝が自分の心の謎に真正面から向き合って導き出した正直な気持ちなのです。
そしてそのどう捉えていいか判別しかねる言葉を残して「じゃっ」と去っていく一輝のある意味傍若無人さに笑ってしまいました。
そして終盤。
一輝が大学に来て以来初めて、徹底的な拒絶と嫌悪を突きつけられます。自分の好きなことを好きなように実行し周囲に好かれなつかれる一輝に対して、いわゆる「獣になれない」周囲の目を気にし、常識にこだわり我慢を強いられてきた樫野木(要潤)がキレてしまいました。
いろんな事を考え周囲を気遣ってきた自負のある樫野木にとって、一輝の存在自体が耐え難いものに映ったのでしょう。
鮫島教授(小林薫)の指摘したように、樫野木は「出来ない理由を探す」病にかかっている節が見られます。自分が自分の好きなことをできない理由を他者に求めてしまう、人のせいにしてしまう心の動きです。本当は自分がリスクを負いたくないだけなのに。
今回、一輝は他者への好意と他者からの拒絶という2つの大きな心の動きを経験しました。それが彼をどう変化させるのか、成長させるのか。
また、樫野木は自分の本質と向き合うことが出来るのか、その結果出てくるものは何なのか。
水元先生と一輝の関わりはどうなるのか。
色々気になります。最終回に期待です。
