刑事ドラマの魔力と言うか誘惑と言うか、ドラマ制作者にとって刑事ドラマというのは禁断の果実かも知れません。
主人公がいて事件が起こって謎があってそれを解明して犯人を捕らえる。その一連の流れがあればどれだけ雑でもつじつまが合わなくても一応は見れる作品になってしまうんですね。
これが例えば恋愛ドラマであれば、登場人物たちの行動に整合性がなかったり心理描写に無理があれば途端に見るのも辛いものになってしまうのですが、刑事ドラマだとごまかせてしまうんです。
いや、つまらないことははっきりわかるんですが、それでも見続けることは出来ると言うか。
今回もグダグダでした。
色々挙げてもアレなんで2つだけ。
昼間上司と一緒に行動を監視して、夜に尾行してきた相手が「格闘技習いたかったんです。」というわけのわからないうわ言を言ったらそれを信じてしまうエリートSP。
敵組織のアジトで末端の実行犯の一部を捕まえただけで、完全に油断し見張りもバックアップもないまま入り口に背を向けてパソコン弄ってる捜査員。
あー、国家公安委員長を暗殺しようとしているのが判明しているのに、その暗殺犯本人を警護SPから外さない警察組織ってのもどうなんですかね。国家公安委員長ぐらい死んでも別にいいやって話なんでしょうか。
3つ言っちゃいましたね。
ついでに誘拐実行犯があんまりにもあっさり捕まり過ぎなんじゃないですか。1週間あったのに近所で拘束?しかも誘拐につかった車でうろうろして実行犯が近所でお買い物…組織なんだったら実行犯と車は遠くに逃げて監禁拘束は別部隊がやるべきなんじゃ?それともかなりこじんまりした組織なんですかね。
無理が通れば道理が引っ込む。
その言葉が頭の中を駆け巡った1時間でした。
