「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」第5回感想 | 感想亭備忘録

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急展開です。

前回から本当に目の離せない面白いドラマになってきました。

 

いじめによる自殺未遂の生徒への対処を巡って、田口(神木隆之介)と校長(小堺一機)の対立が鮮明になりました。

田口の、あくまでも正しいと思う道を進み、虐げられたものが切り捨てられることを拒否する姿勢に対して、校長の事なかれ主義の真意が明かされます。平穏を守ることで多数の安寧を担保しようとする校長の考え方は、現実ではよくあることで、かつ場合によっては最善手であることもあります。

とは言えそれはあくまで虐げられたものの犠牲と我慢の上に成り立つ安寧であり、多数のために少数を切り捨てるというようなことは、本当は教育の現場であってはならない事象であることは確かです。

 

教育の場で、「正しいことには何の力もない。多数派になってしまえば不正であろうと許される。」というような体験を未熟な学生にさせてしまうことは、別して避けなければならない事態のはずだからです。

 

いよいよ次回最終回です。

今までオブザーバー的な立場から意見を述べていた田口が、職を賭しての闘いを始めようとしています。学校と決定的に対立し、職場である弁護士事務所からも追い出されるかも知れない立場になった田口が、どのように闘うのか。その田口に対して三浦(田辺誠一)は何を考えどう行動するのか。

本当に本当に楽しみです。

 

これがたった30分の番組だということに驚きを隠せません。

最終回、期待します。