今回は今までで一番、文字を元にした推理が生きていた回でした。
絵馬の文字、レシピブックに書き込まれたコメント、図書館の図書管理コード、定食屋の注文伝票。
最終的な決め手が、筆跡というのはちょっと「文書捜査官」と銘打つには物足りない気はしますが、それでも今までのように普通の聞き込みや尋問メインよりは全然良かったと思います。
波瑠さんの脳筋刑事役もまずまず板についてきたように思います。遠藤憲一さんのとぼけた味もいい感じです。キーボードを人差し指でポツポツ打つ姿は微笑ましかったですね(笑)
不満点もいくつか。
まず、「図書管理コードのメモ」。
謎が少なくて、無理矢理謎っぽくしたように思えます。そもそも管理コードなんかメモするより、〇〇という雑誌の○年○月号とメモしたほうがメモを書いた本人にとってわかりやすいはずです。事件のスクラップブックを車内に置いていたことから「神隠し事件」を調べていることを他者に隠す意図はなかったはずです。なので6係を活躍させるためにわざと作った謎に見えてしまっていました。
もう一つは終盤の展開。
被疑者の夫である代議士はなぜ急に酒だか油だかを事務所にまいて火をつけようとしたのでしょう。そもそも即着火するような高純度のアルコールなり油を事務所になぜ常備してたんでしょう。
主人公のアクションシーンを入れるために無理矢理詰め込むのはドラマの雰囲気を潰すのでやめて欲しいところです。
そして毎回の最後は号泣。
今回は親子の情愛をうまく描いていたので、それなりに感動的でそれほど違和感はありませんでしたが、サスペンスの最後は泣かないとダメという脚本家だか演出家の無駄なこだわりはなんなんでしょう。
不満点を列挙しましたが、それでも今までの3回よりは随分良くなっていたと思います。もっともっと文書、文章、文字空だけわかる事実を置い続けることで解決に向かう事件を描いて欲しいところです。
次回もっと良くなってくることを祈ります。
