「BG 身辺警護人」第3回感想 | 感想亭備忘録

感想亭備忘録

ドラマ、映画、小説について感想、解説、批評など。
願わくばたくさんの面白いコンテンツに出会えますように。

 

ストーリーは悪くなかったと思います。

大金の輸送→誘拐→狂言誘拐→誘拐というめまぐるしい展開には惹きつけられました。警察に通報できない状況で民間の警備会社に依頼するというのもそれなりに説得力があります。

 

惜しむらくはクライマックスシーンがスッキリしないというか、犯人側の頭が悪いと言うか。身代金を手に入れる前に人質に狂言じゃないことをバラす必要がどこにあったんでしょう。

橋からキムタクが落ちかけたシーンでも、「カバンだけ上げろ。さもなくば女の鼻を削ぎ落とすぞ。」とでもやっとけばよかったんじゃないですかね。

 

それと気になるのはキャラクターがだぶついていることです。多すぎます。今回で言えば菜々緒さんは完全に手持ち無沙汰。実行部隊がキムタクと斎藤工さん、情報収集が間宮祥太朗さん、ボスが上川隆也さんで、菜々緒さんの役のやることがないんです。

そして斎藤工さんとのライバル関係がクローズアップされた結果、江口洋介さんも(次回以降のための前フリ部分はいいとして)無理矢理ストーリーに絡んできてるだけの不要なキャラクターになってしまいました。次回以降、江口さんとの関係に焦点が当たると今度はおそらく斎藤工さんの役の存在感が薄れてきてしまいそうです。

 

本来、斎藤工さんの役柄は菜々緒さんが兼任するべきだったと思います。女性でありながら優秀な警護人でドライビングテクニックが特徴で、主人公と対立しながら理解を深めていく役、という風にまとめてしまえばすっきりするのです。菜々緒さんを外すのもありなのですが、それだと華がない(笑)

 

まあ、色んな事情でこういうキャスティングなのでしょうが、それならきちんと使いこなしてほしいものです。

 

とは言え全体的にはそれなりに楽しめました。キムタク臭はそれほどでもありませんでしたし(笑)

まだまだ希望は持てると思っています。キムタクvs斎藤工、キムタクvs江口洋介、この二つのライバル関係をきちんと描ききるかどうか。ここに全てはかかっています。

次回は大臣警護を巡ってSPとの対立が浮き彫りになりそうです。ここからが正念場。頑張って欲しいと思います。