人というのは千差万別!
ということです。
更に細かく言えば、ステレオタイプで物事を見ることの無益さを感じました。
今回、二つの観点から比較対象しました。
1.仲介不動産屋の対応
前・仲介は日系です。名前は伏せますがかなり有名どころ。
HP上のお客様の声の欄に交渉力を称える感想があり、
中国の不動産屋は契約後、途端に動きが悪くなるという情報もあり、
日系の会社を信じて契約。
が、いきなり前月までの光熱費が未払い、
マンション敷地の入場カードが入居者数分未手配になっているなど、いきなり不備。( ̄□ ̄;)
「こちらの依頼→仲介がオーナーに連絡→オーナーから仲介に返答→こちらに返答」
という過程で、これはオーナーのせいもありますが、
オーナーに連絡がつかないと仲介はそのままこちらに対し中間報告もなく無連絡。
1週間でも10日でも...。
結局、1年を通じて用があったのは2,3回。(ってことは、1件解決に数千元かかったことに!)
交渉力が云々とありましたが、実質通訳的なことだけ。
(それぐらいなら、私は中国語上手じゃないですが伝えられる自信があります!)
私が日系企業に期待した「用意周到「報・連・相」といった要素は感じられませんでした。
1年に半月分とはいえ居住している限りはずっと仲介料を払っていかなければならず、
継続しないことを決めました。
(さらに、日系を仲介に選んでもさらに地元の不動産屋を挟むことになるので家賃の割引率が下がる)
サービスは目に見えないものですが、何もしなくて見えないのと、した結果でも見えないのとでは意味が違います。
例えば、転居先の保安のおっちゃん、毎日防犯、防災のため、26階までの非常階段を見回り、入居者の顔もよく覚えています。
自分の安全は彼の日々の労力によって守られていると実感しています。
ということで、話はそれましたが、地元系大手不動産屋にスイッチ!
前にも書きましたが、そこのお兄ちゃんがとてもよく頑張ってくれました。
・行動が機敏、行動後報告を逐一くれる
・問題に当たったとき、代案を出すなど一緒になって考えてくれる
・ほぼ入居を決めた住居について問題点を挙げた時に、しっかりとノートにメモ。
筆記後、承った証拠として微信でその画像を送ってくれた
・それでいて、いかにも営業というゴリ押し的な部分は一切ない
契約後も諸問題が片付くまで真摯に対応してくれて想像以上の好対応でした。
先入観で選んでいたらまた同じ間違いを繰り返していたかもしれません。
ちなみに、そのお兄ちゃんは大学卒業後、青島の電機メーカーに就職。
付き合っていた彼女が一足早く上海へ来て、それを追いかける形で上海にやってきて不動産会社に就職したとのこと。
下世話な言い方ですが、ガッツリ稼いで彼女を幸せにしてあげてください。(*^.^*)
2.物件オーナー
前住居のオーナー、とにかく忙しく年中国内を出張で飛び回り、
連絡が取れないことがスタンダード。
連絡が取れたら対応は遅くはないのですが、副業的、不労所得的という印象が払拭できませんでした。
転居先のオーナーは
・冷蔵庫の冷蔵室が冷えない
・バルコニーの窓が開かない
・利きが悪いエアコンがある
・キッチンのドアがしっかり閉まらない
・洗濯干しのワイヤーが劣化で動かない
・洗濯機が作動が必ずエラーになる
と、こんなにたくさんあった問題もテキパキ手配&解決。
洗濯機に関しては新品を入れてくれることに。
(でも家賃を1000元値下げしてもらっているから翌年度は家賃上がるだろうな~、そこは仕方ないか)
自分なりの解釈では、長く住んで欲しいこともあるからテキパキやってくれるのではないかと。
実際、オーナーは台湾の人だから、おそらくオーナーがこっちに住むことになったから出ていけ、というのはないだろうし。
ま、あまり深読みせずに目の前の問題を解決してもらったことに喜び、感謝すればいいのでしょうね~。o(^-^)o
というわけで、○○=△△という考えは安易にすべきでない、何事も試してみなければ分からないという教訓を得ました。
しっかし、この1ヶ月、本当に疲れましたわ~。
物件の条件設定→不動産屋にコンタクト→内見→選択→条件交渉→荷物梱包→移動→開梱・配置→部屋の仕様に合わせ必要品購入
こんな感じ。
前住居は1年でしたが、今度は最低2~3年は住みたいです。本当に!