もうこれは他所のブログでも書いてあることなので実体験を記録するという意味で記します。
入国審査のホールに出ると、中国人は左、外国人は右という大まかな分け方がしてあります。
通常外国人は毎回長蛇の列に並ぶ必要があるのですが、
日本同様、電子登録ができます。
ただし、その登録はひとまず通常の入国審査を通った後になります。
ここから実体験。
電子化ゲートの存在を知っていた私は、一番左側にある電子化自動ゲートへ直行。
写真のページを開いてスキャン。
当然、「あなたの身分証は未登録です」というメッセージが表示されます。
係官に聞きまくると、とりあえず、右側の外国人用ゲートの列に並びなさい、と。
15分ぐらい並び、ようやく自分の番。
すると、いきなり審査官が「さっき自動化ゲートに行きましたね。」と。
恐るべし、さっきの自動化ゲート、照合できなかったパスポートでもナンバーを読み取って保存しているんだー!
「あなたはこの後、33・34番窓口に行って、申請すれば次からはこんな列に並ばなくてもいいですよ」と言ってくれました。
それから33番窓口の裏へ。(一度ゲートを通っているので裏側ということになります)
そこには簡易なテーブルがあり、申請書類がありました。
記入事項は氏名・生年月日・身分証の種類(护照)・その番号だけでした。
私が混乱したのは、関西空港で同じく電子登録した時はゲートも保安検査もまだのエリア(つまり搭乗券をもらっただけ)で行えたのに対し、今回は順番が逆になったという点でした。
それで、なんとも滑稽だったのが、先客がいたので待とうとしてもう一度ゲートをくぐり窓口の前面で待とうとしたら、窓口の後ろで待ってください、と。
だって、並ぶというのは前の人の後ろに立って並ぶでしょ?
つまり、審査官の後ろで待つということは審査官と同じ目線。
審査官が登録中の画面丸見えなんですけど・・・。
(さすがに悪いのでずっと明後日の方を見てましたが。)
順番が来てやったことと言えば、
・パスポート&記入済み申請書を提出
・親指の指紋をスキャナーに左右押捺
・写真撮影
これだけでした。情報を取られることに多少の不安を感じながらも
別にVIPでもなし、やましいことがあるでもなし、今後中国入国時に列に並ぶ時間を大幅節約できることは航空会社のプライオリティーに匹敵するメリットである、ということを考えると他に選択肢はないのでした。