今回は知らなくてもたぶん生活できるだろうけど、
思わぬ場面にでくわし、使えれば「1ランク上の・・・(最近この表現が好きなこ広告多いですね)」
になれる中国語を。
➀荤
まずこのお弁当の右下値段シールの上部にご注目。
左は「一小荤一素」、右は「一大荤一菜」と書いてあります。
たぶん見慣れないのは「荤(hūn)」という単語。
これは魚か肉を使った料理という意味です。
それで、「素」は前にも本ブログに記したことがありますが、
精進料理→野菜料理を表します。
ここのように「小」とか「大」という文字が入っているのは始めてみましたが、
よく見られるのが、ローカルメインのフードコート。
価格表が上からぶら下がっていて、
〇荤〇菜 ~元(〇部分には漢数字)
といった具合。
お腹と懐の具合によって、それぞれの料理数を決めて定食風に一つの皿に盛ってもらうんです。
②忌口
文字から見ると不吉な感じのする単語ですが、
これはレストランで店の人が使ったり、自分が接待で周りの人に注文を聞く時に使ったりします。
ずばりこんなフレーズ
「有忌口的吗(口と吗の間に东西が入った方が丁寧)?」
yǒu jìkǒu de dōngxi) ma?
と言うことがあります。(先に言うこともあるかも)
直訳っぽく言うと、「何か食べられないものありますか?」
という意味なんですが「食べられんもんを注文するはずがなかろうが!」と
熱くなったあなた、ちょっとお待ちくださいっ!
もうちょっと深い意味なんです。
例を挙げた方が早いので書き連ねます。
・○○アレルギーの方 → 当然それが材料に含まれているものは×
・イスラム教の方 → ブーブーと鳴く動物がちょっとでも材料に入っていたら×
・辛いのがダメな方(私) → そういった系列のものは×(タイ料理店では苦境に立たされる)
他にもあると思いますが、とにかく様々な事情で食べられないものということです。
自分が使ったことがあるのは、
不要太辣的(あまり辛くしないでください)
です。
これって、聞いてくれる店または店員は親切ですよね。
割合はあまり多くないので。
知っていたらごめんなさい。いつかこれらの知識がお役に立てば是幸い。