中国在住の方、入国してどれくらいになりますか。
異国間の文化の差というのは入国直後または帰国直後が最もよく分かるものだと思います。
だって、ボヤけてきませんか?
今回は自分にとってもう当たり前なのだけれども、考えてみれば日本にないという習慣を書き綴っていきます。
➀市内の交通機関に時刻表がない!
ここ上海のみならず中国に来てから、地下鉄、バスの時刻表は見たことがありません。
バスに至っては、市内のだけでなく、中距離クラスもそう。
時刻表でなく、運行時間の感覚の「目安」なんですな~。
朝夕ピーク時は2~5分に1本来ますという感じの。
中国へ来たばかりの頃(at天津)、私はこれのせいでバスを40分くらい待っていたことがありました。
(家まで30分あれば歩いていける距離)
その時は、はっきり言って、意地になっていました。(こんなに待ったんだから今さら歩くなど・・・)
しかし、そういったことが当たり前になると、自分の感覚が変わっているのに気づき、このシステムの方が楽になりました。
ま、いつか来るだろ。
こうなるとイライラがすーっとなくなりました。 地下鉄は超・親切ですよ。次の列車が何分後に来るという表示が!
②お車様、歩行者ども
ずばりこれは右折のことを言っています(日本では左折にあたる)。
右折時に車が待たなくてもいい右折フリーの箇所の多いこと!
中国へ来た始めの1ヶ月に、3度ほどひかれかかった (゜д゜;) のは昔話…と言い切れない!
熟知はしているはずなのに、信号横断中にがんがん突っ込んでくる車には汗でございます。
中国の方に聞いたところ、昔は車に乗っているというのは特権階級で、そこのけそこのけお車様が通るぞ、
という考えがあったからだという一説を聞きました。 別に歩行者として下に思われるのは構わないですが、危険だけは~。
という訳でこの習慣には(`ε´)という気持ちです。
➂日中間で互いに勝手に作った互いの国の料理
どういうことかというと、日本の中華料理屋さんに入ると、
天津飯ってありますよね。
でも、んなもんこっちにはない!ってことなんです。
かなりの親日家なら、ああ、という言ってくれるかもしれませんが、一般のレストランでははあ~?
では、逆に中国にあって日本にない日本料理っぽいものといえば、
日本豆腐!
今度はあなたが言う番ですよ~。せーの、はあ~?
ちなみにこんな形状で「小麦粉→揚げ」のちに炒めた野菜追加、上から餡かけで食べられているようです。
ただ、北京にいたころはどのスーパーにも置いてあったのですが、上海では全く見ないのは単なる見落としかな?
そういうわけで、慣れると「天津飯食べたい~」なんて言わなくなるし、「出前にするか。日本豆腐の餡かけ、いいね~」
となる訳です。
今回は以上です。他にもまだまだあります。今後にご期待ください!ご覧くださりありがとうございます。