アトボシアオゴミムシ Chlaenius naeviger
2025/6/4 秋田県秋田市
Length: 13 mm
低地〜山間部の樹林やそれに準ずる環境に生息するアオゴミムシ。昼夜を問わず,林床を忙しなく歩き回っている。春先から成虫が活動し,スジアオゴミムシやアオオサムシと共によく見られる。
本種は近縁であるキボシアオゴミムシ Chlaenius posticalis と外見が非常に似ている。一般的に前胸が緑色であればアトボシ,赤っぽい色であればキボシという事が多いが,色彩は個体によって異なるため,正確に識別するのは色彩のみでは難しい。正確な識別には前胸の毛の有無が有用で,アトボシであれば毛を有し,キボシでは前胸に毛を有さないという違いで識別できる。この他にも前胸の幅や点刻の状態にも違いが出るが,両種の個体を並べないと,違いが認識しずらい。
両種は生息環境も若干異なっており,キボシは林内ではなく,河川敷の乾いた草地や畑,芝生や放棄された荒れ地などでよく見られる。
