キアシヌレチゴミムシ Archipatrobus flavipes flavipes


2025/5/13, 秋田県秋田市

Length: 16 mm


 広範囲に分布するヌレチゴミムシで,平地の河川敷で普通に見ることができる。春,桜が散った後のまだやや肌寒いような時期から成虫が活動し,アオゴミムシやミイデラゴミムシ同様,一度に多くの個体数に出会うこともある。

 秋田県にはヌレチゴミムシの仲間が5種生息している。このうちこの種とカワチゴミムシ,ヒメカワチゴミムシは,発達した後翅を持ち,生息環境さえ整っていれば地域を限らずに分布している。しかし,残りのシラカミヌレチゴミムシ,ハヤチネヌレチゴミムシは後翅が退化し,限られた地域のみの分布で,生息環境も限られる。同じグループに属する種でも,形態や生活史の微妙な違いを調べてみると,思わぬ発見につながるかも知れない。