チョウカイミヤママルクビゴミムシ
Nippononebria horioi2025/10/4 秋田県由利本荘市
Length: 8 mm
秋田県と山形県にまたがる鳥海山にのみ生息する,マルクビゴミムシの中では小型の種。かつては近似種のミヤママルクビゴミムシNippononebria chalceolaの鳥海山亜種とされていたが,後に独立種に昇格,再記載された。鳥海山の,夏まで雪が溶けない高標高地帯(1500m〜)に生息し,雪渓やその周辺に限って見られる。
鳥海山には,同じく"チョウカイ"の名を冠するチョウカイナガチビゴミムシやチョウカイヒメクロオサムシ,チョウカイアラコガネコメツキなど,限られた地域にしか分布しない種が多く生息している。本種はとりわけその中で最も個体数が少なく,なかなかお目にかかることが難しい(とかんじる)。本種を探していると,上記に列挙した種のほか,無数のキタクロヒラタゴミムシや,ヨツアナミズギワゴミムシに出会うことができる。
