クロナガオサムシ Carabus proserulus
2025/10/5, 秋田県由利本荘市
Length: 34mm
本国では最も身近なオサムシの一種であり,しばしば"駄物"という扱いを受ける。しかし,東北の日本海側では希な種とされており,これらの地域に限っては,"駄物"とは言い難い。秋田県内でもごくわずかな地域にしか生息しておらず,その個体数も多くはない。
かつては青森県や岩手県との県境に位置する地域でしか見つかっていなかったが,最近になって由利本荘市から孤立した産地が発見された。本種が生息する地域には同所的に近似種のコクロナガオサムシも生息しており,こちらはその個体数も多い。これら二種は生態的に競合している可能性があり,その結果,クロナガオサムシの東北での分布が局地的になっているのかもしれない。一応,秋田県のRDB掲載種。

