コホソクビゴミムシ Brachinus stenoderus


2025/11/22, 秋田県北秋田市

Length: 11mm


 森林を流れる沢,渓流,そして河川敷の河原などの石下に生息するゴミムシ。オオアオグロヒラタゴミムシやマルミズギワゴミムシなどと共に河原の石めくりで見つかることもあれば,アルマンオサムシやオオズナガゴミムシなどと共にガレ場に仕掛けたトラップに落ちていることもある。詰まるところ,「水辺に近い,石がある環境」であれば,標高や周囲の自然度を問わずに割とどこでもみられるようだ。


 ホソクビゴミムシの仲間は外見が似通っている種が多く,特にアオバネホソクビゴミムシと本種はよく似ている。しかし,本種とアオバネホソクビは前胸の形状が異なり,本種の方が細長い長方形状になる点で区別ができる。また,上翅が本種は青色であるのに対し,アオバネホソクビは緑色やそれに近しい色である点も異なっている。"アオバネ"よりも本種の方が翅色が青いというのは,なんとも紛らわしい。両種は生息環境も異なり,アオバネホソクビは湿地や河川敷のぬかるんでいる水辺付近,もしくは水田などに生息する。

 写真の個体は多数のオオアオグロヒラタゴミムシと一緒に石下で越冬していたもの。右後脚がやや奇形で,かつエリトラにはラベルベニアが付いている。