ヤマトトックリゴミムシ Lachnocrepis japonica
2025/11/29, 秋田県大館市
Length: 12mm
体型が細長いこと,脚や触角の色が黄褐色になることが特徴的なトックリゴミムシ。良質な湿地環境に生息し,足元がプールになっているようなヨシ原などで活動している。しばしば灯りにも飛来する。冬はニセトックリゴミムシやヒメセボシヒラタゴミムシと共に朽木の樹皮下やコケ下などで越冬する。
秋田県下では,本種の他にエチゴトックリゴミムシ,オオトックリゴミムシ,ニセトックリゴミムシ,トックリゴミムシの計5種のトックリゴミムシが生息している。驚くべきことに,これら5種すべて同時に同じ湿地で見られることもある。そのような湿地には,マークオサムシ,イグチケブカゴミムシ,クマガイクロアオゴミムシなどの極めて良い湿地にのみ残存するような種も生息している。秋田県にはこのような良い湿地が数多く残っているため,今後の調査によっては,更なる発見があるかもしれない。
