その3からの続き、今年の「THE WAGASHI」の記録である。

消費期限を見つつ、日にち、時間を変えて、ゆったりと味わった。

 

三重県「深川屋陸奥大掾」 関の戸どーなつ

 

 

「関の戸シャリシャリあんぱん」を食べて、ドーナッツも気になった。

 

 

この中に「関の戸」が入っているのである。

見た目は普通のドーナッツだが表面には和三盆という贅沢さ。

食べてみると、不思議な感じ。ドーナッツなので油で揚げてあるわけで、その中に「関の戸」が入っているのだが、シツコイ感じが全くないのである!

…これも売っていたら、食べちゃうよ、という感じである。

 

「倭橘」

 

 

こんな丁寧な包装で販売されているのである。

 

 

なんと桐箱入り。

 

 

倭橘の甘露づけの中に「関の戸」が入っているそうだ。

 

 

倭橘は、古い柑橘系の一種。

大切に味わいたいと思う。

 

 

柑橘系の風味と関の戸の餡がとても合って、美味しかった。

温かい新茶でいただきました。

 

 

滋賀県「とも栄」 瑞羊羹「こし餡」「もも」「ほうじ茶」

 

 

こちらは昨年も求めた。

口の中で液体化するタイプである。とてもソフトな甘さ。

 

「ほうじ茶」は「こし餡」と「もも」よりも日持ちがするので別日に味わった。

 

 

うむふむ。しっかりとほうじ茶の味がする。

 

 

和生菓子「雨燦々」

 

 

淡雪羹、金玉羹。

「とも栄」の生菓子は初めて。わくわく。

しかし…これは上下逆だろうなあ…。

 

 

上下逆に写した写真ではあるが、この美しさ。

こちらの淡雪羹部分がもう、ふわっふっわで美味しかった。

 

 

愛知県「花桔梗」 黒糖あんみつ

 

 

初日に求めた「メロンの水羊羹」が美味しすぎて、フルーツを使ったお菓子があったら味わいたいと、こちらを発見。

 

 

なんと、フルーツはシロップに漬かっているのではなく、黒糖のゼリー?いや原材料表示には「寒天」とあったので、これは寒天なのか…にしては、とってもプルプルで柔らかい。しかし、フルーツをゆるめの寒天にからめるとは…技アリである。

 

 

と、こんなふうにガラス器に移して味わったのであるが、付属のきな粉は?

 

実は迷った挙句、きな粉を別うつわに出して羽二重餅に少しつけたのだが…。

本体にはかけなかったのだ。

本体にきな粉をかけたら、もっと美味しかったのだろうか…。

 

名古屋のお店にも行ってみたいと検索すると、JR名古屋タカシマヤにも店舗があるとのこと。え、そうだったのか。これは要チェックである。