吉田博 木版画の100年」からの続きである。

 

入口を入って、

 

 

外を眺め、

 

 

最初の展示コーナーは日本画である。

とても豪華なラインナップだった。

 

「琴棋書画」 橋本雅邦 明治15年(1882)

 

 

下の方の女性は、硯から墨を池(?)に流しているような。

 

 

水が黒くなっている。

 

「富士の巻狩」 菱田春草 明治35年(1902)

 

 

解説パネルによると、「巻狩」というのは「獣を四方から取り巻き、追いつめて捕らえる狩猟方法」だそうだ。

 

「椿」 小林古径

 

 

使われている色は少ないがとても美しい。色が少ないこそ美しいのか。

 

「早春」 速水御舟 大正4年(1915)

 

 

表装も撮影できるのは嬉しい。

 

 

空に小さく鳥が描かれている。

 

 

会場では単眼鏡で確認。

こうやって写真を拡大すると良く分かる。

 

「翡翠」 安田靫彦

 

 

 

「道成寺」 上村松園

 

 

上村松園の作品は表装も美しい。使われている布も凝っている。

 

 

「龍虎図」 俵屋宗達 江戸時代17世紀

 

 

「龍図」 横山大観

 

 

描かれた龍が何だか可愛い。弱気な感じ?

 

 

重要文化財「仙盞形水瓶」 白銅造 平安時代(11~12世紀)

 

 

この黄色い円で囲った部分がコップのような形に見えたが・・・・

 

 

美術館webサイトの解説によると、「注ぎ口の蓋は蝶番(ちょうつがい)で取り付けられていたが欠失している」とのこと。

なるほど。蓋を接続させるための部分なのか、納得。

 

国宝「色絵藤花文茶壷」 野々村仁清 江戸時代17世紀

 

 

この後、吉田博の展示になる。

それは昨日記録した。