執筆期間15年のミステリ・ロマン大作と言われる『鈍色幻視行』に登場するという小説ということで、図書館に『鈍色幻視行』と同時に予約したのだが、こちらの方が先に手に入った。どちらから読むのが良かったのだろうか…。
もちろん、単独の小説として十分に面白い。
夜果つるところ (著)恩田陸
この小説は、幻の作家・飯合梓の著作ということで、「飯合梓」での奥付まで付いていて、ドッキリした。
主人公は「私」で語られ、遊廓「墜月荘」で暮らす。
この「墜月荘」には様々な客が訪れるが、軍服の客も多い。
「私」には、三人の母がおり、生みの母・和江は精神的に弱っており、育ての母・莢子には様々な知識を教えてもらい、名義上の母・文子は「墜月荘」の帳簿を担当している。
「私」の「墜月荘」での生活が淡々と語られているが、最後にびっくりする展開が。
『鈍色幻視行』では、本作品はどう扱われているか、楽しみである。
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名古屋の美味しいものの記録。自分で購入したものあり、頂き物あり。
名古屋「餅文総本店」の「一口栗ういろ」
箱が良い感じ。
包みを開くと、こんな感じ。この包装も凝っている。
こし餡のういろの中に、刻んだ栗が入った栗あんが入っているのだ。
抹茶味のものもあった。
名古屋駅の売店で「これ良いかも」と直感で求めたが、家族に好評だった。
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これは、姉が出張の折にお土産でくれた「ぴよりんのおやつ プリンタルト」である。
「ぴよりん」と言えば、ゴールデンウィークに訪れた名古屋駅のカフェである!
「ぴよりんプレート」を食べたなあ…としみじみ思い出しながら「ぴよりんのおやつ プリンタルト」を食べたのであった。しっかりと美味しかったことは言うまでもないだろう。
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これは従姉から送ってもらった「CAFÉ TANAKA」の「ビスキュイ・ショコラ・サントメ」と「ビスキュイ・ブール・アマンド」
東海地方のマダムは、こんなクッキーを食べているのね。
素朴な外見だが、なんのなんの技ありの美味しさである。
左の「ブール・アマンド」なんて、バターの豊かな香りがたまらない。
きちんと数えて(!)お皿にのせて食べないと、際限なく食べてしまうかもしれない。ごちそうさまでした。