先だって、トーハク(東京国立博物館)に行ってきた。
1年間の会員の期限が切れてから、とんとご無沙汰になっていた。
東洋館のデッキから本館を臨む。
トーハクには休憩できるスペースが沢山ある。
私のお気に入りは、本館から平成館に行く通路にある休憩スペースが好きなのだが、平成館で「縄文-1万年の美の鼓動」が催されていたため、大変な人出だったので、この日は東洋館の休憩スペースでゆっくりと汗が引くのを待った。
「水晶鴨形書鎮」(清時代・19世紀)
休憩するだけでなく、勿論、鑑賞もしている。
涼しげな鴨の文鎮。欲しい・・・。
そして、本館に移動。
じゃんじゃん。「なりきり日本美術館」である。
これは、NHKの「びじゅチューン!」という、芸術家の井上涼氏による歌とアニメーションで美術を紹介する番組とのコラボレーション企画。
私はNHKの「日曜美術館」も好きだが、同じ美術系番組としてこの「びじゅチューン!」も大好きである。
まずは「体感!ザパーン ドプーン 北斎」。マイクに向かって叫ぶと(恐らく)その声の大きさにより「大波」と判定されると、写真のような大波が起きる。
このコーナーは「親と子のギャラリー」ということで、子どもが主役。
マイクの前はずらりとお子さんが並び、元気よく大きな声を出していた。
暫く眺めていたが、ずっと「大波」判定であった。
この絵は、いうまでもなく、葛飾北斎の「富嶽三十六景・神奈川沖波裏」である。
この他、「雨は愛すがどう描く?」では、
歌川広重の「名所江戸百景・大はしあたけの夕立」の雨の表現を体感するため、雨のスタンプを押した。
写真の左のほうである。
ちなみに右は、東洋館の「アジアの占い体験」コーナーで、ラッキーアイテムの型押しスタンプを楽しんだ。
占いは、モンゴルのシャガイ占い。
羊のくるぶしの骨(これを、「シャガイ」というらしい)が4つ入った袋が数個あり、その中から1つ袋を選んだ。係の方によると、袋の中に入っている骨の違いにより「くせ」があるらしいので、どの袋を選ぶかによっても「運」が違うらしい。
こんな結果に。骨の4つの面に「馬」や「ラクダ」など4つの名前がついており、その組み合わせで運勢が分かるようだ。
実は、私には判定ができなかった。係の方に判定していただいた。
私の結果は、「羊」が4つ。なああんと「幸運が長く続く」であった。
***********************
さて、「幸運が長く続く」の運勢が出た後、姉である文筆家・千種清美からのお知らせが届いた。(幸運なのか?!)。
姉のブログ「NEMU RESORTで「観月会」」
三重県志摩市にある「NEMU RESORT」(昔は「合歓の郷」といった)で、観月会があるようだ。
上の写真をクリックしていただくと、拡大するので、興味のある方はご覧ください。