I vow to thee, my country #2 | ☆I am That I am☆

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I vow to thee, my country という曲の話をできるだけ

 

正確に調べたので 訂正です。

 

作詞のSir Cecil Spring Rice が1908年ストックホルムの英国大使館に

 

就任してから 1912年アメリカ合衆国の大使に任命されるまでの間に

 

書かれた(Urbs Dei 神の都 又は 二つの祖国)という詩が元ですが

 

1918年1月アメリカから帰国する直前に書き換え改名したもののようです。

 

1918年2月にSir Cecil Spring Riceは亡くなっています。

 

中立を保ってたアメリカを参戦させるために頑張ったあげく

 

結果を出したら 英国からたった1行だけの帰国命令が届き

 

外交官としての失意の為か

 

帰国途中のカナダで謎の突然死を遂げたという話です。

 

外交官の父を持つ 生粋の内政貴族で

 

他国の外交官からも 生まれながらの外交官だという評価の高い人物であった

 

という

 

現代の英米の関係の基礎を作った傑物です

 

世界旅行中に ルーズベルトと知り合い 親交を深め親友となったという

 

逸話も残っている。

 

旅行記として日本の滞在記が

 

チャーチル資料館に残ってるそうですから日本にも来てるようです。

 

 

曲は ホルストの組曲「惑星」が完成したのも1918年で

 

「惑星」の初演が1920年でした。

 

詩がホルストによって音楽にされたのが1921年

 

「Thaxted」という名で曲になりました。

 

この曲は讃美歌であり

 

英国にとって 第一次世界大戦の犠牲者を弔う為

 

という意図がありました

 

11月11日の追悼式典に演奏される曲目でもあり

 

国王ジョージ6世の葬儀やチャーチル、サッチャー首相の国葬

 

ダイアナ妃の葬儀などで唱れた 他

 

生前ダイアナ妃が好きな曲としても有名で

 

色々な式典で用いられてます。

 

日本では「ジュピター」という替え歌が爆発的なヒットをしたようですね

 

ホルスト作曲の曲で これほど人気のある曲が

 

他に存在しないというのも残念な話ではあります

 

「木星」完成後に 日本を題材にした曲を創ってますが

 

日本人にあまり知られていないようです

 

その後組曲「惑星」完成させますが

 

有名なのは「木星」だけでしょうか