新万馬券の兵法②『好きな記者・好きな騎手・好きな厩舎を追いかけよ』 | 論愚阿来無の欠伸日誌(ろんぐあらいぶのあくびにっし)

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「小人閑居して不善を為す」日々大欠伸をしながら、暇を持て余している。どんな「不善」ができるのか、どんな「不善」を思いつくのか、少し楽しみでもある。

 アラコキ(アラウンド古稀)世代が、何に夢中になり、どんなことに違和感を覚えるのかを徒然に綴っていきたい。

新万馬券の兵法②『好きな記者・好きな騎手・好きな厩舎を追いかけよ』

 先週の小倉8R4歳以上・500万下戦。重のダ1700戦。脚抜きのいいダート戦なら、メイショウロサン、クラウドスケープ、スティングレイの3頭。スティングレイは久々、メイショウロサンは短距離から中距離への転戦と、買い目が見えない。
 本命◎は、迷わず01バンクショット。前走4角捲くって、直線伸びきれず3着。いかにも変わり身が見込める敗戦である。対抗○が難しい。07クラウドスケープか、11ロングファイナリー。格から言えば、クラウドスケープだが、前走得意の締まったダート戦でいいところがない。ここは、格下でも、園田でのレース内容のいいロングファイナリーを上位に見立てた。
 馬券は、本命◎01バンクショット、対抗○11ロングファイナリー馬連1点だが、03メイショウロサンが角田厩舎である。軽いダートの適性は高いが、1200からいきなりの1800戦である。それも先行すらできず惨敗である。全く買い目が見えないにもかかわらず、メイショウロサンを買うのである。というのも、武幸四郎と角田晃一だけは買い続ける、応援し続けると決めてしまっているからである。ともに、騎手時代の晩年に、不遇をかこい、もっと活躍して欲しかった、という思いを持っているからである。
 騎手で、応援しているは、西村淳也、松若風馬、石川裕紀騎手と武豊騎手である。若手の有望株とレジェンド武である。私は、武騎手が全盛の頃は、無条件に武騎手を切っていた。損な馬であったからだ。武騎手が乗るだけで人気になる。そんなに巧いとは思えなかったにもかかわらずである。しかし、今は、必ず買う。というのも、今が生涯で一番巧いと思うからである。人気にならないのも魅力である。
 もう一人、私がずっと追いかけ続けている人がいる。森本治記者である。私が尊敬し、勝手にライバルと思い込んでいる御仁である。めったに予想は一致しないのだが、一致した時は必ず買うと決めている。
 このレースのオサム記者の予想が、01バンクショットが対抗○、11ロングファイナリーが△、03メイショウロサンが▲で、私の印を打った馬にオサム記者の印が被る。特に、私の◎馬が、彼の◎か○の時は、軸として買うと決めている。
 そこで、私の買い目は以下のようになる。3連単まで取れたのは、角田厩舎とオサム記者のおかげである。望外としか思えない成果であった。