おすぎとピーコの金持ちA様貧乏B様 | 一匹狼のひとり言

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 テレビ好きだけに好きな番組は数知れずですが、今回はその中の1つ『おすぎとピーコの金持ちA様貧乏B様』について書くことにします。

 

 同じ職業・同じ年齢・同じキャリアでありながら、収入に差が出るのは何故なのか。それぞれの職業で、A様(成功者)は如何にしてA様になりえたのか、逆にB様(失敗者)は何故にB様の立場に甘んじることとなったか。これらの疑問を解明するというのが『おすぎとピーコの金持ちA様貧乏B様』の主旨です。その道のプロフェッショナルに尋ねた成功の秘訣と、A様とB様それぞれの軌跡を再現したVTRを中心に、研究員役のおすぎとピーコ・秘書役の羽鳥慎一(日テレアナウンサー)・スタジオゲストがトークを交えて人気の職業の裏側を探っていきました。
 再現VTRは北陽が主演し、常に虻川美穂子がA様役で伊藤さおりがB様役でした。それはさておき、ほぼ毎回番組を見てきて気がついたことがあります。番組で紹介されたどの職業でも、A様がA様になるまでの軌跡はほぼ同じです。最初のうちは当然のようにいろいろ失敗するものの、キャリアが浅いうちにした失敗を元にして大きく飛躍し、その道の第一人者として成功していきます。B様がB様になる道筋も同様ですが、こちらは2タイプに分かれるでしょうか。いきなり成功するが、ある程度成功してからの失敗が命取りとなって転落するタイプと、一度も開花することなく最初から低空飛行のままなタイプと。
 将来なりたいものがわからない人には職業案内として、なりたいものがある人には先人の知恵・してはいけないことを学ぶ機会として、今こそこの番組は復活すべきではないでしょうか。将来に対する希望を見失いかけている(あるいは既に見失った)人が多いであろう今だからこそ、復活する意味があると思います。