バーテンダーは心の名医 -4971ページ目

第3話 政治家とは何者!?

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お尋ねします。今わが国が乱れているのはこれぞ政治家という人物がいないからではないでしょうか。やりたい放題のし放題の使い放題。一般企業に決算、株主総会があるのに国は赤字でも構わない。こんな構図を許しておく政治家とはいったい何者なのですか。簡単にお答えください。(26歳男性)

  

政治家に欠くべからざるもの

 1 納税者という奴隷 
 2 塀の上を歩く能力
 3 何故公約を実行できなかったかを説明できる能力                 
てな、とこでしょうかね。あっ、もう一点肝心な資質を忘れていました。
 4 付け届け好き、勿論、現金を含め

です。


  

前回の政治家の資質という回答を拝見していましたら、我々選挙民にも責任が多分にあることがよくわかりました。選び手としての心掛けるべきところをお教えさい。(24歳女性)

  

次のことを考慮して投票してください。   
 1 やたらに握手してくる政治家
 2 土下座する政治家
 3 最後の最後のお願いだけを張り上げている選挙カーを有する政治家
 4 村、町、会社の前で鉢巻をして選挙カーを待つ支持者を持つ政治家
という政治家を避けるというところが目安です。
新選挙法ではこれらのことを禁止してもらいたいですね。全く品性も品格も政策もないこれらの運動を。


   

二回に渡ってマスター流の風刺のきいたご高説を賜り非常に勉強になりました。媚とか情とかおらが村の利であるとか、会社の利などで投票するものでなく、政策で選挙することであることがよくわかりました。政治家を判定、判断する個人の能力を高めないといけないこともお教えいただきました。では真の政治とは一体どんなものをいうのでしょうか。(32歳男性)

 

政治とは人々の不安を取り除き、確かな未来が心の風景としてみえるようにすることである。




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第2話 紳士の嗜みは言葉力。

問 

世紀の二枚舌第一巻でニヤッとさせられるジョークが載っていました。確かにネット、携帯社会になってどうにもコミュ二ケーション自体にも手を余し、会話の中にウエットを忍びこますといった離れ業を駆使できるといった若者が少なくなってきたように思います。そこでこれといった優れものの小話を披露願いたくお願いいたします。私自身も女性を伴ってとなるとなかなかにとっかかりに難を期し会話がはずみません。何かこれぞといったところを披露お願いいたします。(52歳男性)


 

最初に言葉ありき 人生を切り開くのは言葉です。言葉のノックの仕方が重要であります。そのうえで、ちょっとしたしゃれた小話を、いくつかポケットに持ち合わせているというのが、小粋というものです。紳士たるものレストランなんかで料理を待っている。しかしなかなかに出来てこない。美味しいレストランであればある程、料理に時間がかかる。ファーストフードとわけが違う。ところがお連れが、待ち疲れて胃袋が真四角になってくる。その時、胃袋を和ます小面憎い小話をちょこっと披露する。カサカサな胃袋を穏やかにす。まあ、紳士たるものそれくらいの心得は持ち合わせていてもらいたいものである。


さて前置きはこれくらいにして、まずはウォーミングアップ代わりに、


その一
アフリカのサバンナに住むある部族の酋長が、初めてのアメリカ旅行から帰ってきた。隣の部族の酋長がやって来て、アメリカで一番感心したことは何かと尋ねた。
「セールスマンだね」
と彼は、傍らのスキーをなでながら答えた。


その二
ある男が交通事故に遭って、意識不明のまま病院に担ぎ込まれた。
気づくと、その男の怪我を調べている医師と看護婦の会話が聞こえた。
「最善を尽くしたがどうやら左半身が不随になりそうだ」
その会話を聞いた男は、力を振り絞って必死に自分のものを右側に寄せた。


お口直しに、その三

「社長、もう一人女性を雇ってくれませんか。仕事がたまってしようがありません」
「なんだって。先週あの綺麗なブロンド娘を雇ったばかりじゃないか」
「そうですが、社長。実はそれで仕事がたまってしまうのです」


まあ、こんなところです。



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第1話 バーって…!?

  

マスター、バーとは何ぞや。
日本の第一人者と目されているあなたにお聞きします。是非にも適切なるご回答をお願いします。(38歳男性)

  

バ―とは、男の備えるべき素養である、とでも申しておきましょうか。


  

では、バテンダーとは何ぞや。

  

素養の砦、とでも申しておきましょうか。


   

続けて、カクテルとは。

 

酒場のエロチズムを凝縮したものがカクテルである、とでも申しておきます。


   

さらに、ウイスキーとは。

  

男が腹を割って話すときの酒である、と申しておきます。


   

と、質問を繰り返したうえで、バーを経営してみたいと考えています。成功談、失敗談を交えご伝授願いたいと思います。


  

私は酒が好きでこの道を選んだが、この世で失敗した最大はカウンターの外に掛けずに、カウンターの中に立ったことだ。
この世で最大の喜ばしきことはカウンターの中に立ったことだ。
陰に陽あり、陽に陰あり ということでしょうね、この世の仕組みとは。
まずは、グットラック(幸運を祈る)と申しておきます。



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