【移住生活186】インター育ちの娘が「起立、礼!」を学んだらどうなったか。 | 家族でマレーシア移住中ブログ✈

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娘には世界を舞台に強く幸せに生きてほしい。
そして私も自分の人生を楽しみたい!
行きついたのが海外移住、しかもマレーシアへという結論。
2023年夏に、家族でクアラルンプールに来ました。

思うところあって、娘は日本でもインターナショナルスクール育ちです。

こんにちは。


我が家の8歳の娘。


KLでインターナショナルスクールに通っています。


彼女のクラスに、日本人は彼女以外いないという環境。


そんな中でずっとやってきましたが、最近、こちらに移住してきて8ヶ月目くらいで、初めて彼女、日本語環境に入りました。


日本語環境に入った、とは、

先生も、周りのお友達も、全員日本人という習い事をはじめたのでした。



ちなみに娘は、日本生まれ日本育ちです。(私も夫も純ジャパニーズ)


3歳まで家で育てた後、幼稚園のプレ保育から小学校2年生の夏にマレーシアに来るまでずっと、日本のインターナショナルスクールに通っていました。


日本のインターでの先生は、基本アメリカ人。たまにフィリピン人。


したがって、私たちが当たり前と思ってきた、いわゆる日本の学校のルールというものを、彼女は知りません。


日本の学校のルールを娘が知っているかどうかって、日常生活をふつうに送る中では関係ないし、特に気づかない。

ので、私もそのことをあまり自覚していなかったです。


ですが。

数日前、家で娘と漢字の練習をしていた時。


『き立する』


の『立』に読み方を書くという問題がありました。


※ちなみに、この「き立する」の「立」に読み方を書く、ってなんとも不自然な感じがしたのは私だけでしょうか。

唐突に「き立」って言われても、一瞬悩む。

子どもたちにとって、起立の「起」はまだ習っていないから、こうなってしまうのが仕方ないのはわかるのですが。

脈略ないし、覚えにくい。

こういうアプローチを続けていると、子どもが勉強嫌いになっちゃうよ〜、って思いました💦

 

き立する、は、

「たつことだよ。授業が始まる時の挨拶で言うんだよ。インターではやらないかもだけど、日本の学校ではやるんだよ」

と言ったら、

娘が「知ってる!それ⚪︎⚪︎(=習い事)でやるよ。私が言う時もあるよ」と。


お、そうなのね。

⚪︎⚪︎では、そういうこともやるんだ。


そう思って、娘が読み仮名を書くのを待っていたら、なかなか書かない。書けない。


なんで娘は書けなかったか?


なんと、娘。

いつも「起立!」を耳から聞くだけで、文字を見たことがなくて。


『Kirit!』

だと思っていたとのこと。


「きりつ」の「り」はRのriの発音で、「つ」は、t の 「トゥ」だと思っていた。

習い事でも、そう発音していた、と。


だから、書き方を問われても、よくわからなかったって。


なんと!😳

衝撃。


日本の普通の学校に通ったことがないと、そうなるんだ。

目から鱗。(っていう表現で良いかわからないですが)


自分にとって当たり前と思って育ってきたことが、

彼女にとっては当たり前じゃないってことに気付かされて、びっくりです。


まあ、起立!礼!がわからなくても、人生においてはたいしたことじゃないから。


そう思いつつ。


驚いた〜。


私たちが良いと信じて選んだ道なので。

親が動揺していてはいけません😅


↓1年生の漢字を復習中。