こんにちは。
我が家の8歳の娘。
KLでインターナショナルスクールに通っています。
彼女のクラスに、日本人は彼女以外いないという環境。
そんな中でずっとやってきましたが、最近、こちらに移住してきて8ヶ月目くらいで、初めて彼女、日本語環境に入りました。
日本語環境に入った、とは、
先生も、周りのお友達も、全員日本人という習い事をはじめたのでした。
ちなみに娘は、日本生まれ日本育ちです。(私も夫も純ジャパニーズ)
3歳まで家で育てた後、幼稚園のプレ保育から小学校2年生の夏にマレーシアに来るまでずっと、日本のインターナショナルスクールに通っていました。
日本のインターでの先生は、基本アメリカ人。たまにフィリピン人。
したがって、私たちが当たり前と思ってきた、いわゆる日本の学校のルールというものを、彼女は知りません。
日本の学校のルールを娘が知っているかどうかって、日常生活をふつうに送る中では関係ないし、特に気づかない。
ので、私もそのことをあまり自覚していなかったです。
ですが。
数日前、家で娘と漢字の練習をしていた時。
『き立する』
の『立』に読み方を書くという問題がありました。
※ちなみに、この「き立する」の「立」に読み方を書く、ってなんとも不自然な感じがしたのは私だけでしょうか。
唐突に「き立」って言われても、一瞬悩む。
子どもたちにとって、起立の「起」はまだ習っていないから、こうなってしまうのが仕方ないのはわかるのですが。
脈略ないし、覚えにくい。
こういうアプローチを続けていると、子どもが勉強嫌いになっちゃうよ〜、って思いました💦
き立する、は、
「たつことだよ。授業が始まる時の挨拶で言うんだよ。インターではやらないかもだけど、日本の学校ではやるんだよ」
と言ったら、
娘が「知ってる!それ⚪︎⚪︎(=習い事)でやるよ。私が言う時もあるよ」と。
お、そうなのね。
⚪︎⚪︎では、そういうこともやるんだ。
そう思って、娘が読み仮名を書くのを待っていたら、なかなか書かない。書けない。
なんで娘は書けなかったか?
なんと、娘。
いつも「起立!」を耳から聞くだけで、文字を見たことがなくて。
『Kirit!』
だと思っていたとのこと。
「きりつ」の「り」はRのriの発音で、「つ」は、t の 「トゥ」だと思っていた。
習い事でも、そう発音していた、と。
だから、書き方を問われても、よくわからなかったって。
なんと!😳
衝撃。
日本の普通の学校に通ったことがないと、そうなるんだ。
目から鱗。(っていう表現で良いかわからないですが)
自分にとって当たり前と思って育ってきたことが、
彼女にとっては当たり前じゃないってことに気付かされて、びっくりです。
まあ、起立!礼!がわからなくても、人生においてはたいしたことじゃないから。
そう思いつつ。
驚いた〜。
私たちが良いと信じて選んだ道なので。
親が動揺していてはいけません😅
↓1年生の漢字を復習中。