【移住生活139】ラマダンの礼拝に参加してきた娘。 | 家族でマレーシア移住中ブログ✈

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娘には世界を舞台に強く幸せに生きてほしい。
そして私も自分の人生を楽しみたい!
行きついたのが海外移住、しかもマレーシアへという結論。
2023年夏に、家族でクアラルンプールに来ました。

思うところあって、娘は日本でもインターナショナルスクール育ちです。

こんにちは。


最近、今までにもまして暑い気がします、クアラルンプール。


そして、ラマダン期間中です。


娘(8歳)が、マレー系マレーシア人のお友達から、ラマダンのお祈り用のアバヤ(terawihという名前だそう)を頂いてきて。


「次のスリープオーバー(お泊まり会)の時に一緒に着よう🎵」

ということだとわかって、若干の戸惑いを覚えてしまった私。


まあでも、ラマダン中にほんとにスリープオーバーやるかわからないし。

とりあえず、どうなるかわからないので、保留。


そう思っていたら、スリープオーバーの機会は、速攻きました😅


平日のど真ん中なのに、お泊まりにいく、と。


あちらのママも、「全然OK」と言ってくれるので…

じゃあ、行ってらっしゃい、となりました。


しかも、お泊まりに行く朝、お友達から、

「夕方のお祈りに一緒に行くことになるかもだから、あげたterawih 持ってきてね〜」

との連絡が😅


もう、流れにまかせよう。


娘はというと、平日のお泊まりだと、翌朝友達と一緒にスクールに行けるので、それも楽しみで仕方ない様子。


で、泊まりに行ってしまった娘。


夜、こんな写真がママから届きました。(左が娘)

お〜……ほんとに着てる。


娘、ヒジャブを被るとこんな感じなんだ。

知らない娘の一面を見た感じ。


翌日、お泊まりから帰ってきた娘に聞くと、

ガールズたちで夜の礼拝に、近くのモスクに一緒に行ったそうです。


いわゆる私たちの想像するイスラムのお祈り。

あの座ったり立ったりを繰り返す動作を、彼女も見よう見まねでやったそう。


そして、神様に叶えてほしいことをお願いしたらしい。


お友達曰く、神様はなんでも叶えてくれるんだよ、とのこと…


子供たちにとっては、日本人が神社やお寺にお参りに行って神様にお願いする感覚と似ているのでしょうか。

違うか。

どうなんだろ。


私は、どうしても西側の教育、メディアの影響をがっつり受けてきているバックグラウンドがあって。

イスラム教を、フラットな目で見よう見ようと努力していても、どうしても、一定のステレオタイプイメージが邪魔をし。

そして、未知なものへの恐怖もあったり。


でも、娘は、本当に真っ白な心でイスラム教を、イスラム教徒を見て、吸収しています。


彼女は、私とは全然違う人格に育つだろうな、いろんな意味で。


けっこう軽い気持ちでマレーシアに移住に来ましたが、いろいろ考えさせられます。


夫は、

「いいなー、俺も行きたかったな。いい社会勉強だよなー。」

と言ってました。


そんな軽い気持ちで礼拝に参加していいのかな。

いや、あまり構えないで、軽い気持ちでもいいのかも知れない。


鎌倉でも浅草でも、外国人観光客が浴衣を着て、お寺や八幡様をお参りしていますしね。

それとおんなじ感じ?


それに、私自身、中高6年間、ミッション系の学校で毎朝礼拝していたけど、その結果、信者になろうとか微塵も思わなかったし。


そんなもんかも知れません。


いろいろわからないこと、未知なこと、不安なことも、答えが出ないまま、引きずりながら、日々異国で暮らさせてもらっています。


良い週末を!☺️