「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー」を応援します♪ | 読書至上主義

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毎日1冊は本を買ってしまうワタクシの雑感です。

1990年から毎年続いており、今年で19年目のこの番組。これこそ、視聴率が取れなくても絶対に失くして欲しくない企画です。イヴの夜に、一般から不幸話を募集して、きちんとオチをがついていて面白かったら景品がもらえるなんて! しかも、生放送ですよ合格


若い頃は、ワタクシはさんまさんの優しさがわからなかったなぁ。ごめんなさいしょぼん


アメリカのテレビ局って偉いなぁ~、と思ったのが、数年前でしょうか。

日本のテレビ局はバカな番組ばかりやっていて、「もう、この国は、どーしよーもねーな」と憤った。テレビ局のHP経由で「あなたたち、一流大学を出てエリートでテレビ局に受かったくせに、くだらん番組ばかり作らないで下さい。社会貢献して下さい」とお客様フォームを書いてしまったことがある私。

あんただって、社会貢献してないじゃん、と言われればそれまでですが、いや、いいんです。テレビ局に入ったら、その責任は大きいから、自分とは比べずに語っていいわけです。

それで、もう耐えられなくなり、CNNをつけたら感動しました。なんと3時間とか6時間とか、正確な時間は忘れてしまったのですが、「自殺するのをやめよう!」っていう生放送番組をクリスマスの日にずっとずっとやっていたのです。


さすが、アメリカだな、って感心しました。それほど、国が病んでいる、ともマイケル・ムーア的に捉えられますが……べーっだ!


日本にはこういう番組ってないよな、視聴率のことしか考えていないし、と落胆ダウン


でも、でも、でも!

よくよく考えてみたら、単なるお笑いのバカ番組だと勘違いしていた「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー 」には、もともと素晴らしい企画意図が込められていたことに後から気がつきました。イヴの夜、深夜からずっと生放送で不幸話を共有し合うんです。どれだけ救われる人々がいることか……。で、笑っちゃう、っていうのが、いいんです。

これは、侮れない、バカバカしくない、すばらしい活動だと思います。


さんまはトーク番組を観ていても、素材を輝かせる力がありませんか?

彼がいじるとその人が面白く見えるし、輝き出す。貧乏で仕事もなく干されて腐っていた杉田かおるも「さんまの踊る御殿」で見事に復活し、今に至りますし……。

さんまは根はすごく優しいと思います。

島田紳助がやっているような金融の投資とか不動産とか絶対にやらないそうです。運気が下がるし、そういうお金を増やすことはしない、って、たまにテレビで言っています。


この1週間、失恋して自殺まで考えちゃうような人、リストラされてつらい人、家族もなくひとり暮らしで年末年始を過ごす人が自殺したくなるような精神状態に追い込まれるかもしれない……。

ここだけ乗り切れば、また元の世の中の雰囲気に戻るのだから、どうか耐えて欲しいです。


明石家サンタを観て笑って乗り切れる人がいるならば、それは素晴らしい活動だなぁと思います。


明石家さんまは好きですラブラブ