今日12月12日(土)は、待ちに待ったノーラ・エフロン監督の最新作「ジュリー&ジュリア」の公開初日でした。ジュリーというOLの女性が、365日で有名料理家ジュリアの524のレシピを実際に作り、それをブログにUPする、という実話が基になっているのです 名古屋駅の映画館で上映されると思いきや、事情が違いました。名古屋市の南の方にあるシネコンでしか上映されないと判明したのです
映画業界人の中では、あまり評判が良くないのかもしれません。確かに、10代の若い子にはウケないだろうし……
『ジュリー&ジュリア』
それでも、電車に揺られて遥々そこへ鑑賞にまいりました 本当はドケチな主人は「嫌だ。映画にお金を払いたくない。後で、DVDを買うから」と言ったのですが、主人も私も昔からノーラ・エフロンの大大ファンです。私は、「ファンであるならば、お金
でファンであることを示そうよ。いくらお家の中で彼女を褒めていたって、売上という数字にならなきゃ、彼女の才能が世間様から認められないのよ! 私はお金というカタチで彼女に自分の想いを届けるわ」と説得しました。
説得された主人。夫婦でお出かけするのは、一体何ヶ月振りだったでしょう。主人は毎週末は名古屋の売れないデルモを撮影に行きたいばっかりなので、一緒に行動しないし……。そんなにスタイルのいい女性がいいなら、そっちと結婚すりゃ良かったのに、何よ! 男なんて、バッカみたい。と、案の定、夕食頃には大喧嘩をし、只今、ひと言も口を聞いていません
私は、「もう、あんたなんかと、一生口聞かない!」と先ほど怒鳴りました
本題に戻ります。映画はまさにニューヨーカー好みでしょう。私は、面白かったです
ノーラ・エフロンは「ユー・ガット・メール」でemailについて描き、今回はブログについて描きました。時代のトレンドを映す鏡ですね。そして、私も料理に燃えたくなりました
ディテールは、小説の方が面白いかもしれません。映画では表現できないことって、山ほどありますからね。
映画「ジュリー&ジュリア」 オフィシャルサイト
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そういえば、JR名古屋駅で、なっ、なんとあのお笑い芸人・友近サマとすれ違いました
一瞬でわかりました。黒のニーハイブーツ、青色タイツ、黒のあたたかそうなロングコート、そしてオレンジの蛍光色のバッグ。名古屋土産を買ってから、新幹線チケットの窓口に並んでいました。印象は、キレイ そして、まつ毛がやたらと長い。これは松田聖子の娘、神田沙也加ちゃんにすれ違った時にも感じたことですが、なぜ、あの人たちは瞳がデッカイのでしょう。あそこまでデカイと目立ちます。そして、友近は意外に背がかなり低かったです。ちょっとおすまし顔で歩いていたので、彼女が名キャラ「西尾一男」を演じた人だとは到底思えませんでした。
最近、彼女を面白がってYou Tube検索していたので、実物に会えて嬉しかったです。私が駆け寄って「あなたは本当に面白いです」と話しかけようとしたら、主人がそれを阻止し、「どうして、あなたは人の迷惑を考えないのかなあ~」と怒りました。いつでも「動」のワタクシ、「静」の主人。凸凹コンビなので夫婦としてはいいのでしょうが、根本的に考えが合わないことが多く、実は日常では結構ぶつかります。
もー、絶対に主人が話しかけてこないなら、私は一生話しかけません。男って、というか、ウチの主人だけでしょうが、絶対に自分から折れない。そこが、また、ムカつきます。どうしていつも私から折れたり、話しかけたり、歩み寄らなきゃいけないのかしら? そんな人生を歩んできたので、もう、ちょっと、疲れたし、腹も立ちます。
一体何日沈黙で過ごすのか、実験してみたいと考えています
これで離婚になったって、私は根強く1人きりで生きてやるんだ 負けるもんか
あー、ワタクシって、案外、こわっ。