『めくらやなぎと眠る女』村上春樹著 & 『賢く生きる知恵』バルタザール・グラシアン著 | 読書至上主義

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毎日1冊は本を買ってしまうワタクシの雑感です。

読書至上主義-昨日買った本♪

昨日買った本♪


主人が昨日買ったのは、ニューヨーク発 24の短編コレクション『めくらやなぎと、眠る女』村上春樹著です。でも、彼はまだ『1Q84』を読み終わっていないのです。だから、私はまだ読んでいません。しかも、主人が「この『1Q84』は村上春樹が書いていないと思う。文体が違う。オカシイ」と言い続けているのですが……ガーン


私が買った本は、17世紀スペインの名著『賢く生きる知恵』です。ハンディな新書版。日本文学の森鴎外、文学者ヴォルテールやラ・ロシュフコーなどをはじめ、古今東西、多くの学者や思想家に多大な影響を与えている本だそうです。ページをペラペラとめくると、ああ、おおっ、わおっ、と心に響く教えがたくさん。

例えば、「親切は少しずつ頻繁に行う」「自分のことを話さない」「礼儀正しさにごまかされない」「簡単に人を信じたり好きになったりしない」など。また、「偉い人の秘密を聞かない」では凍えそうになりました。なぜなら、“偉い人の秘密は聞かないほうがいい。一緒に梨を食べさせてもらおうなどと思っていたら大間違いで、あなたに与えられるのは皮と芯だけである。偉い人の秘密を知って破滅した人はたくさんいる……”だそうです。


ちなみに、今夜はチーズリゾットを食べながら、珍しく職場の方に愚痴をこぼしまくりました。腹が立つことがあり、ストレス発散してきましたメラメラ



読書至上主義-チーズリゾット☆
チーズリゾット☆


私はつくづく組織には向いていないです。いわゆる“憑依体質”です。

自分自身には関係ないのに、周囲の人間の怒りや不満も肌で強く感じて苦しくなりますし、感情を入れずに結果オーライで仕事を淡々とこなすことって出来ないです。でも、理系の研究者や技術者って、割り切りますよね。来世はスーパーロジカルでサイエンティフィックな人間に生まれ変わるぞっ~べーっだ! と、たま~に切に願うのですが、所詮「3年B組金八先生」を観て育った世代。「おまえは腐ったみかんじゃない!」という松岡修造みたいに熱い人間の方が最終的には好きだったりもします。


明日は辻さんの東京での年末ライブのチケット発売日。100枚限定。友人分も頼まれたので、予約できなかったから殺されます。どーしよー、どーしよー、どーしよー叫び