昨日買った怖~い本 | 読書至上主義

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毎日1冊は本を買ってしまうワタクシの雑感です。

昨日のランチはベトナム料理店にて。名古屋の会社なので名古屋市内にしか展開していないのですが、とても美味しいですラブラブ!


ベトナム料理 アンナンブルー

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http://www.yumeshin.com/index.html


ランチメンバー4名は前の会社の女性陣。全員、ランチコース(¥1,500)でフォーと生春巻きを食べました。お野菜たっぷりだし、お家では作れないので外食ならではの満足感キスマーク 「モンパルナスさんは起業したらいいのに! 婚活スクールなんてどう?」と先輩女性からアイディアをもらいました。まさか1年前は全員が違う道を歩んでバラバラになるとは想像していなかったので、人生なんて緻密な計算をしていても意味がないと感じますニコニコ


帰りに書店に立ち寄り、3冊購入。きっと昨日は堅い気分だったのかも。『ブラック・スワン』は楽しみラブラブ 不確実性とリスクの本質について語る、ある意味哲学書か……。全米では150万部突破のミリオンセラー合格音譜クラッカー


読書至上主義-ブラック・スワン

『ブラック・スワン』 & 『2011年まで待ちなさい!』


<カバーより>

 ブラック・スワン(黒い白鳥)とは、まずありえない事象のことであり、次の三つの特徴を持つ。予測できないこと、非常に強い衝撃を与えること、そして、いったん起こってしまうと、いかにもそれらしい説明がでっち上げられ、実際よりも偶然には見えなくなったり、あらかじめわかっていたように思えたりすることだ。グーグルの驚くべき成功も9・11も黒い白鳥である。

 宗教の台頭から私たちの日常生活まで、ほとんどすべての背後には黒い白鳥が潜んでいる。だが、実際に起こるまで黒い白鳥という現象に私たちが気づかないのはなぜだろうか? その謎を解き明かしてくれる本書を読めば、世界の見方が変わるだろう。


まだ読んでいないのですが、適当に開いたページの文章を抜粋します。


<人間の本性、幸せ、そしていちどきに報われる>

 研究者たちが「快楽にもとづく幸福」と呼んでいるものの核心を噛み砕くとこうなる。

 9年にわたってまったく稼げず、それに続く1年で100万ドル稼いでも、同じ額を同じ期間にわたって毎年等金額ずつ、つまり10年にわたって10万ドルずつ稼いだ場合ほどには嬉しくない。同じことが逆の順番でも成り立つ。最初の年にがっぽり稼ぎ、その後まったく稼げないと、喜びはかなりの速さで衰える。税金の還付と違って、快楽の残高は将来にあまり持ち越せない。

 実際のところ、幸福はいい気分の強さより、いい気分になった回数のほうにずっと強い影響を受ける。…だから、楽しく暮らすには小さな「ポジティヴ感情」をできるだけ長い間にわたって均等に配分するのがいい。まあまあのいいニュースがたくさんあるほうが、ものすごくいいニュースが1回だけあるよりも好ましいのである。

 哀しいことに、1000万ドル稼いでそのうち900万ドルを吹き飛ばすほうが、最初から何も稼がないより気分は悪いのだ! 差し引き100万ドル手元に残る(つまり何も稼がないより多い)のに、オケラのほうが気分はましなのである。(もちろん、お金が大事だとしての話だ。)

 だから、「快楽計算」と呼ばれる狭く定義した会計的な観点でいえば、大勝ちを狙いに行くのは割に会わない。母なる自然は私たちを、こっちでちょっと、あっちでまたちょっと、といったような、安定した小額の報いが頻繁に続いて起こることのほうに喜びを見出すようにつくった。

問題はもちろん、私たちは結果が安定的には出ない環境で生きていることだ。黒い白鳥が人類の歴史の大部分を左右している。

…不幸についても同じ仕組みが逆に働く。短い期間にまとめてつらい思いをしたほうが、長い間にわたってつらい思いをし続けるよりもましだ。

 でも、苦しみや喜びのそうした非対称性を乗り越え、差し引きマイナスにしかならない快楽の仕組みを避け、ゲームから抜け出し、希望と共に生きられるのに気づいた人たちもいる。


ハートダイヤクラブスペード ハートダイヤクラブスペード

話は変わって、主人の職場でも“ブラックスワン”が潜んでいる予感です。家ではスノッブな物言いの主人ですが、会社ではこてんぱんにやられています。先日の悲惨な出来事。東京から転勤になり主人の部署へ配属となった若手のエリート且つイケメンくん(きっと早慶のどちらか出身らしい)。主人と会議室で今後の業務について面談中、いきなり彼が紙を取り出し、ボールペンで「時間の無駄」と書いたそうなんです叫び ヤバイ、なんだ、そりゃぁ~!? 変わり者?


そして、今日は会議での質疑応答で、ある部下が手を挙げ、「あのー、一体この部署はどうなるのですか?」と主人を問い詰めたそうな……ダウン

そんな日常のやりとりの中に“ブラックスワン”が潜んでいる。でも、結局は事件が起こるまでは誰も気がつかない……。なんと、なんと、怖いことでしょうダウンむかっあせるDASH!ぐぅぐぅ